<質問にお答えします>

◆質問:バスケットボール部に所属する中学2年生の息子がいます。もともと小食で、食べるのも遅く、なかなか思うように体重が増えません。体重を増やすために、効率良く食べられるコツを教えてください。

 「食が細い」「小食」などで体重が増えない、減ってしまう・・・という悩みは、成長期の選手や保護者に多いものです。体重を増やすためには、消費エネルギーを上回るエネルギー量を摂取しなければなりません。食べる量を増やす方法をアスレシピのコラムでも取り上げていますので、コツやレシピをおさらいしましょう。また、今後も引き続き、このお悩みに関する情報を随時更新していきます。

▼体重が増えないなら「1日500kcal」プラスしてみよう

500kcaの「豚肉の卵とじ丼」です。汁物と乳製品、果物を添えて朝食にするのもいいですし、量を増やして昼食や夕食にするのもおすすめ
500kcaの「豚肉の卵とじ丼」です。汁物と乳製品、果物を添えて朝食にするのもいいですし、量を増やして昼食や夕食にするのもおすすめ

▼食の細い選手におすすめ、短時間で栄養摂れる「タンメン」

主食を麺にすれば、つるっと美味しく食べられます。選手の好みの麺を使い、季節の食材を具材にすることで、栄養価も高く美味しく食べられます
主食を麺にすれば、つるっと美味しく食べられます。選手の好みの麺を使い、季節の食材を具材にすることで、栄養価も高く美味しく食べられます

▼量と回数がカギ!小食のジュニア選手が効率よく栄養吸収する方法

噛むことで身体づくりの助けにもなる「切り干し大根とニラ入り餃子」。餃子は5個で、ご飯1/2膳分の糖質が摂れ、エネルギー量を増やすのに効率の良い主菜です
噛むことで身体づくりの助けにもなる「切り干し大根とニラ入り餃子」。餃子は5個で、ご飯1/2膳分の糖質が摂れ、エネルギー量を増やすのに効率の良い主菜です

▼回数増やす、食の細い選手は補食でカバー

必要な栄養素が補える補食「アスリートいももち」。エネルギーになりやすい糖質は、ジャガイモと片栗粉(ジャガイモでんぷん)を使用、絹ごし豆腐とツナで植物性、動物性タンパク質をバランスよく摂取します
必要な栄養素が補える補食「アスリートいももち」。エネルギーになりやすい糖質は、ジャガイモと片栗粉(ジャガイモでんぷん)を使用、絹ごし豆腐とツナで植物性、動物性タンパク質をバランスよく摂取します

▼増量のために内臓を強くする、食べる回数も増やして

増量の食事の例(①主食=ごはん、②主菜=豚のゴマ焼き、③副菜=サラダ添え、④汁物=のっぺい汁、⑥果物=みかん)
増量の食事の例(①主食=ごはん、②主菜=豚のゴマ焼き、③副菜=サラダ添え、④汁物=のっぺい汁、⑥果物=みかん)

▼体重が落ちやすい人は塊肉より“ミルフィーユかつ”

「チーズシソミルフィーユかつ」はロースを何枚も使っているためエネルギー高め。エネルギーもしっかり取れ、ご飯が進むので、さらにエネルギー補給がしやすくなります
「チーズシソミルフィーユかつ」はロースを何枚も使っているためエネルギー高め。エネルギーもしっかり取れ、ご飯が進むので、さらにエネルギー補給がしやすくなります

▼母と息子の小食改善体験記~「強くなりたいから食べる!」

母親ができることは「食」のサポート。食に興味のなかった息子が、「食べることの大切さ」に気付いてくれたことは、とてもうれしいものでした
母親ができることは「食」のサポート。食に興味のなかった息子が、「食べることの大切さ」に気付いてくれたことは、とてもうれしいものでした

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