サッカーワールドカップ(W杯)に出場する32カ国の代表選手は、生まれ育った土地の食べ物で強い体を作り、技を磨いてきました。彼らを作り、育てた食べ物、料理はどんなものなのか。約70カ国を訪れ、「ワールドカップを食べ尽くせイベント」で32カ国の料理を一挙提供した各国・郷土料理研究家の青木ゆり子さん(e-food.jp代表)が各組から1チームを厳選し、代表的なおふくろの味を紹介します。

G組=チュニジア
(ベルギー、パナマ、チュニジア、イングランド)

 セネガル同様、旧フランス領だった北アフリカの国でフランスの美食文化の影響を受けています。代表的な料理は、小麦粉を粒状にした「クスクス」。蒸したクスクスにトマトベースのピリ辛味のシチューをかけて食べるのがチュニジア式。また、卵や魚をパイで三角形に折って包み、揚げた「ブリック」という料理もよく食べられています。

チュニジア・スタイルの鶏と野菜のクスクス

 かつてフェニキア人の街で、古代都市のカルタゴが地中海交易で栄えたこともあり、太古の昔から文化の交流、往来があった土地。アフリカ料理は日本人になじみの薄いものですが、実は新しいおいしさを発見できるかもしれません。

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