<バランスのよい組み合わせ(7)>

試合の前日や当日の朝食には注意をしても、試合の後は疲れて食欲がなかったり、帰宅が遅くなってしまったなどの理由で、適当に済ませてしまうことはありませんか。

アスリートにとっては、試合後の食事も大切です。いかにスピーディーに疲労を回復させるかが、次の試合でのパフォーマンスに大きく影響します。

今回はしっかり食べられる場合とどうしても食欲がわかない場合、2パターンの組み合わせを紹介します。

しっかり食べられる場合

主食・主菜
ローストビーフを前日に作っておけば、試合当日でも夕食の準備がスムーズ。疲労がある時は消化の良い白米がおすすめ。

主食と主菜を兼ねた「アボカドと卵のローストビーフ丼」
主食と主菜を兼ねた「アボカドと卵のローストビーフ丼」

副菜
糖質を多く含むカボチャ、サツマイモ、トウモロコシを使った、体力を回復させる副菜です。

試合の疲れからご飯などの主食がのどを通りづらい時でも、糖質の補給ができる「パンプキンサラダ」
試合の疲れからご飯などの主食がのどを通りづらい時でも、糖質の補給ができる「パンプキンサラダ」

汁物
寝るまでの時間が短い場合は、消化のよい具材を選んで胃腸への負担を減らしましょう。

だしの香りにほっとする「たっぷり白菜のスープ」。ご飯を少し入れて雑炊などにアレンジしても
だしの香りにほっとする「たっぷり白菜のスープ」。ご飯を少し入れて雑炊などにアレンジしても

どうしても食欲がわかない場合

主食・主菜・副菜
食欲がない時に目の前にお皿がたくさん並ぶと、さらに食欲が減退してしまいます。一皿にまとめて、見た目からも食べやすさを演出。パスタは消化が良いので胃腸にも負担がかかりません。

主食・主菜・副菜を一皿にまとめた「ミネストローネ風パスタ」。パスタの分量を増やせば、試合当日の朝食にも
主食・主菜・副菜を一皿にまとめた「ミネストローネ風パスタ」。パスタの分量を増やせば、試合当日の朝食にも

ドリンク
毎食必ず摂りたい乳製品とフルーツは、ミキサーにかけてスムージーに。

乳製品とフルーツをミックスした「リカバリースムージー」
乳製品とフルーツをミックスした「リカバリースムージー」

※体格や練習量、その日のコンディションに応じて、量や品数を調整してください。

※できるだけ基本の6品目(主食、主菜、副菜、汁物、乳製品、果物)をそろえましょう。

その他、試合後におすすめのレシピはこちら

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レシピの見方・基準