夏の高校野球地方大会が始まりました。野球に限らず、お子さんが屋外競技をしている保護者の皆さんは、応援のため1日外で過ごすこともあるでしょう。

 強い日差しを長時間浴びる環境下では、熱中症や紫外線への対策が必須です。子どもたちだけでなく保護者の皆さんも、十分に準備をしましょう。

応援にも熱が入ります(過去の応援風景から)

食材選びは「抗酸化」を意識

 強い日差しを長時間浴びた日は、普段より疲れを感じませんか。紫外線によって体内の酸素が使われ、疲労や老化の原因となる活性酸素が発生するためです。夏場は特に、日々の食事に抗酸化作用の高い食材を取り入れるとよいでしょう。

 抗酸化物質は、夏が旬の野菜に多く含まれています。野菜自身が強い紫外線から細胞を守るために作り出しているのです。夏野菜をたくさん食べて、活性酸素に負けない体を作りましょう。

野菜だけになることの多いサラダに、家庭で簡単に作れる鶏むね肉のマリネをプラスした「サラダ風チキンのマリネ」

「小松菜と油揚げのガーリック炒め」。小松菜はアクが少なく、下ゆでなしで使えて便利。ビタミンA・C・Eのほか、カルシウムや鉄も含まれています

「桃のトライフル風」。発汗によって失われやすいカリウムは、生のフルーツに多く含まれます。抗酸化作用の高いブルーベリーをたっぷりトッピングするとさらに○

熱中症を防ぐ水分の摂り方

 汗とともに水分やミネラルが排出されると、血液循環がスムーズにいかず、だるさなど疲れの症状がでてきます。水分は1回50~150mlをこまめに、ミネラルはマグネシウムを意識して摂るようにします。

ビタミンCとマグネシウム、抗酸化物質のビタミンEやA、亜鉛が一緒に摂れる「鶏とパプリカのカシューナッツ甘酢炒め」。アクセントに酢を効かせているので、疲れている時でも食べやすい

 水やお茶など塩分の含まれない飲み物は、汗とともに排出されるナトリウムが不足し、症状の悪化につながります。観戦時には、スポーツドリンクのように塩分を含んだものが向いています。水分とミネラルの補給には、朝食に汁物を摂るのもおすすめです。

“飲む点滴”とも言われる栄養価の高い甘酒と、たっぷりの旬のフルーツを使った「甘酒フルーツシャーベット」。腸内環境を整え、体温調節にも役立ちます

包丁を使わずに作れる「ミルクスープ」。乳製品は暑さに体を慣らすのに効果があります

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