今年の夏も暑かったですね。9月中旬になっても残暑が和らぎません。夏休み中、練習に試合に励んだジュニアアスリートの中には、「なんとなく食欲がない」といった食欲不振、「体がだるくて元気がない」という全身の倦怠感、「寝苦しく、疲れがたまっている」といった体調不良を感じている人もいるのではないでしょうか。

夏バテの原因は、暑い屋外と冷房の効いた室内との温度差で自律神経が乱れたこと、たくさん汗をかいて水分とミネラルが不足したことなど様々ありますが、食欲がないからといって食べないでいると回復が遅れ、さらに状態が悪化してしまいます。こんな時こそ、「アスリートの食事の基本」を思い返して栄養バランスを整え、「しっかり食べる」を意識していきたいものです。

夏バテ対策に「ゆず」、ビタミンCは柑橘類でトップ級

食欲を増進させ、夏バテ対策に効果がある食品としておすすめなのが「ゆず」です。あの爽やかな香りを思い起こすだけで気分が上がり、食欲が沸いてきませんか。ゆず特有の香りは「ユズノン」と呼ばれ、抗菌、殺菌、食欲増進、鎮痛、血行促進、利尿作用、リフレッシュ、リラックス、集中力アップなどの効果があります。

馬路村で採れたゆず

また、ゆずに含まれるビタミンCは風邪予防、疲労回復、紫外線による肌ダメージなどに有効なため、汗をかく夏場に必要なビタミンとも言われています。鉄の吸収を高めたり、ストレス緩和などにも役立ちます。

一般的にレモン、ミカンなどの柑橘類全般にビタミンCやクエン酸は含まれていますが、ゆずに含まれるビタミンCはその中でもトップクラス。酸っぱい成分のクエン酸もミネラルの吸収を高め、脱水気味の体を回復させてくれます。「熱中症対策に有効」と言われるのもそのためで、まさにゆずは「元気をもたらす果実」。“ゆずパワー”で残暑を乗り越えましょう。

ゆずの栄養とおいしさを凝縮「馬路村のゆずしぼり」

とはいえ、今はゆずの収穫の時期でないため、生のゆずを手に入れづらい…と思ったあなた、そんな心配は無用です。「馬路村のゆずしぼり」なら、いつでも手軽にゆずを楽しめるのです。

馬路村では農家の方が丹精込めてゆずを栽培している

日本でも有数のゆずの産地として知られている高知県馬路村。豊かな森林と清らかな川の水で育てられたゆずは、ぬけるように爽やかな香りと、すっきりまとわりつかない酸味が特徴です。昼夜の寒暖差も香り成分をたっぷりと含むゆずができる秘訣です。

ゆずは果皮の方が果汁よりも栄養価が高く、ビタミンCは果汁の4倍もありますが、この「ゆずしぼり」は100mlあたり約6個分のゆずの果皮や種まで丸ごと使用しており、栄養とおいしさを余すところなく、凝縮して詰め込んでいます。化学系の肥料や農薬、除草剤を一切使用していないため、安心で安全。馬路村のゆずを使った製品の中でも一番加工の手が入っておらず、馬路村のゆずをそのまま、ストレートに味わえるとも言えます。

馬路村のゆずしぼり(無塩)。500ml(左)と200mlでともに冷蔵保存

「ゆずしぼり」のビンの蓋を開けると、爽快な香りがふわっと漂い、それだけで幸せな気分になり、食欲が刺激されます。焼き魚や唐揚げなどの料理にかけたり、ドレッシングやタレに加えたり、ドリンクにしたりとアレンジは無限にありそうです。早速、アスレシピの飯田みさ代編集長も自宅で馬路村の「ゆずしぼり(無塩)」を使った夏メニューを作ってみました。

「ゆずしぼり」を使って夏レシピを作ってみた

ゆず風味の彩りタコサラダ

ゆず風味の彩りタコサラダ
  1. ゆず風味の彩りタコサラダの作り方     
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実は、香りをかいで真っ先に作りたくなったのが、タコのサラダ。ゆずの酸味のドレッシングでさっぱりといただきます。今回作ったドレッシングは、「ゆずしぼり」とオリーブオイルに塩・コショウのみですが、さらに酢を少々足して酸味を出しても、ハチミツや粒マスタードを入れてハニーマスタード風にしてもOK。

レンコンとニンジン入り鶏肉団子ゆず風味スープ

レンコンとニンジン入り鶏肉団子ゆず風味スープ
  1. レンコンとニンジン入り鶏肉団子ゆず風味スープの作り方     
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鶏ひき肉を使った肉団子にはよくショウガ汁を加えるのですが、「ゆずしぼり」で代用してもおいしく出来上がりました。熱いスープとしても、冷蔵庫で冷やして冷製スープにしても◎。スープをご飯にかけて、だし汁茶漬け風にするとご飯がさらさらと食べられます。

ゆず風味の揚げない大学イモ

ゆず風味の揚げない大学イモ
  1. ゆず風味の揚げない大学イモの作り方     
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個人的にこの夏、はまったのがサツマイモ。大学イモや冷やし焼きイモをよく作り、よく食べており、揚げない大学イモにも「ゆずしぼり」をまぶしました。サツマイモの甘さとゆずの酸味の相性は抜群です。冷凍して食べても美味。カチコチに凍った場合は常温に少し置くと、食べやすくなります。

サツマイモを「ゆずしぼり」とはちみつと一緒に煮込んで「ゆず煮」にしてもおいしいはず。次回、チャレンジしてみよう。

ヨーグルトとクリームチーズのカッサータ風ゆずアイス

  1. ヨーグルトとクリームチーズのカッサータ風ゆずアイスの作り方     
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夏はやっぱりアイス! こってりコクがありながら味はサッパリしたものが食べたいときは「ゆずしぼり」がポイントになります。水分を切った無脂肪ヨーグルトとクリームチーズに、はちみつと「ゆずしぼり」を加えてよく混ぜて、お好みのフルーツやナッツ類(今回は冷凍ミックスベリー)とともに型に入れて冷凍させれば出来上がり。

ゆずホエードリンク

  1. ゆずホエードリンクの作り方     
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無脂肪ヨーグルトを水切りした際に出たホエー(乳清)にも「ゆずしぼり」とはちみつを加え、ドリンクにしてみました。ゆずの酸味とホエーの酸味が絶妙にコラボしてなかなかの美味です。酸味がきつく感じる方は、ホエーの量を少なめにして牛乳を加えるといいでしょう。

ゆずハニーラッシー

  1. ゆずハニーラッシーの作り方     
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牛乳200mlに「ゆずしぼり」とはちみつを入れてよく混ぜるだけ。牛乳のタンパク質(カゼイン)がゆずの酸で固まり、トロ~リおいしいラッシーに仕上がります。

この「ゆずしぼり」は、単に水や炭酸水で割ってもおいしく飲むことができます。大人は小粋に焼酎に加えて、晩酌をすることにしましょう。

※「ゆずしぼり」(有塩もしくは無塩)500ml=1560円(税込)商品の詳細、購入は「馬路村農協」のホームページへ。