新型コロナの影響で在宅勤務・テレワークが推奨されていますが、電車に揺られて会社へ通勤しているお父さんはまだまだ多いのではないでしょうか。衛生面に気を使い、体以上に心に疲れがたまってしまいますよね。疲れた体を癒やすためにお酒を飲みたいパパも多いことでしょうし、お酒が飲めない人でも、つまむものが欲しくなるときがあるはず。そんなお父さんのために、子どもたちでも簡単に作れる「おつまみ」レシピをご紹介します。

中高校生男子も作れる!パプリカの肉詰め

ハンバーグなどのひき肉料理は「難しいなぁ」「油がギトギトで洗いものが大変そうだなぁ」などと思われがちですが、電子レンジやポリ袋を使うことで少し面倒な作業が減ります。ボリューム満点で色鮮やかなパプリカの肉詰めは、インスタ映えも期待できますよ。

納豆ネギ焼き

乾燥大豆は、約30%がタンパク質で必須アミノ酸も豊富なことから「畑の肉」とも呼ばれています。タンパク質の消化吸収率が良く、効率よく摂取できることもメリットで、タンパク質強化のおかずになります。納豆菌には善玉菌を増やし、腸内環境を整えてくれる作用もあります。軽くつまむには最適ですね。

枝豆とチーズの豚肉ロール

豚肉の薄切り肉で、ゆでた枝豆とモッツァレラチーズをくるんと巻いてフライパンで焼くだけの、とっても簡単な一品。豚肉に含まれる必須アミノ酸のロイシンは、基礎代謝を高め、筋肉の修復にも力を発揮してくれる優秀な栄養素です。食べ応えのあるスタミナ系おかずになります。

餃子ピザ

ギョーザの皮に野菜やチーズを乗せてこんろで焼くだけです。ギョーザの皮はエネルギーとなる炭水化物、チーズは体づくりのタンパク質やカルシウムなどのミネラルが摂れます。トマト、パプリカなどの野菜は抗酸化作用もあります。材料を乗せて冷凍しておけばすぐに食べられますね。

トマトと豆の生春巻き

タンパク質と食物繊維を摂りやすい豆を使った「トマトと豆の生春巻き」です。トマトに含まれるリコピン、シイタケのビタミンDは油で炒めることで吸収が上がります。特にリコピンは加熱でも吸収がアップするため、しっかり油で炒めましょう。普通の春巻きの皮を使って油で揚げるのもおいしいですが、コロナの影響で思うように体を動かせず運動不足になっているパパには、生春巻きの皮がおすすめです。主成分が米のものを選んでください。

パワー全開ラップおにぎり

「おつまみ」から離れてしまいますが、子どもが握ってくれたおにぎりは、お父さんにとって何よりうれしい贈り物です。「じゃこと梅干し」のじゃこは糖質(白飯)からエネルギーを作るビタミンB1が豊富。梅干しはカリウムをたくさん含みます。「タラコと大根の葉」のタラコもビタミンB1をふんだんに含み、緑鮮やかな大根の葉は目で食べやすい上に抗酸化作用のあるビタミンCがストレスを軽減します。「サバとゴマ」は疲れた体に必要な糖質(白飯)とタンパク質(サバ)を一緒に摂れるおにぎりです。サバにはビタミンB6も含まれ、ゴマは、精神を安定させてくれるカルシウムが含まれます。

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