「餅」はアスリートにとって試合前のエネルギー補給にも、疲労回復のための糖質補給にも適した便利な食材です。切り餅2個で、お茶碗1膳分くらいのカロリーがあり、消化・吸収も早いので、食欲がない時やご飯が多く食べられない時にも活用できます。手軽にできるアレンジレシピを紹介します。

納豆餅ときなこ餅

タンパク質を多く含む納豆やきなこと合わせることで、通常の練習時の補食としても、試合前のエネルギーをため込む食事としても活用できます。きなこ餅に使用する砂糖は、ミネラルが多く含まれるきび砂糖や黒糖、てんさい糖などがおすすめです。

ナムルと餅のギュギュっと補食

ナムルには、鉄が豊富な緑黄色野菜のホウレン草と、淡色野菜の大根とモヤシ、ゼンマイを使います。糖質、タンパク質、乳製品、ビタミンCなど色々な栄養素が詰まった1品です。

餅のベーコン巻き

ビタミンB1を含むベーコンと、抗酸化作用の強いビタミンEを含んだシソを合わせて餅に巻いています。バターとしょうゆの香りが食欲をそそります。

ねったぼ

鹿児島の郷土菓子「ねったぼ」は、サツマイモとお餅を使い、きなこと黒砂糖で食べる和菓子です。家庭でも簡単に作れるように鍋1つで出来るレシピにしています。

みぞれ雑煮

消化酵素アミラーゼを含む大根、糖質をエネルギーに換える働きのビタミンB1のほか様々な栄養素を含むウナギ、アリシンを含む小ネギを合わせています。

その他の「もち」レシピ一覧はこちら