「補食」にも使える部活弁当、摂りたい栄養素と摂るタイミング(1)

成長期は、体の基礎を作る大切な時期です。激しい運動をするジュニアアスリートは3度の食事だけでは栄養が足りません。不足分を補うために必要なのは「補食」。嗜好品を食間にとる間食とは、意味合いが違います。

<補食のポイント>

摂りたい栄養素

 炭水化物(糖質)=試合や練習をやりぬくためのエネルギー源。

 ビタミンC=運動により、体内へ酸素をたくさん取り込むことで増えた活性酸素を排出させる効果。

 タンパク質=練習や試合で傷んだ筋繊維の修復のため、腸内吸収の早い水分の乳製品がベター。

 水分=失った水分の補給のためスポーツドリンク。

タイミングや目的

 運動前=エネルギー源となる糖質を中心に消化吸収の良いもの。

 運動間=エネルギー補給、糖質とビタミンCを摂る。

 運動後=筋肉の修復と疲れを残さないため、30分以内にエネルギー補給と乳製品。

運動強度の高い女子のための補食弁当

運動強度の高い女子アスリートのための補食弁当

今回は1日練習(午前午後各3時間)を行う休日にぴったりの「補食弁当」を紹介します。主食・主菜・副菜となる食材を一緒に握ったおにぎりをベースとし、食べやすく、すぐにパワーが発揮でき、おやつ感覚の見た目で気持ちも和むものにしてみました。おにぎりは1つ50gと一口サイズなので、一度に食べきれない時は、補食としても食べてもいいでしょう。

>> 「補食弁当」を詳しく紹介