カラフル4色丼

強力な“栄養スター”をそろえた応援メシです。野菜や果物などに含まれる色は「フィトケミカル(ファイトケミカル)」と呼ばれる栄養成分です。抗酸化作用や抗炎症作用がとても強いので「運動後の疲労回復」や「ケガや風邪の予防や回復」「コンディション管理」などで大活躍してくれます。たくさんの色があれば、それだけ多くのフィトケミカルが含まれていますから、自然と栄養バランスに優れた食事も完成します。

豚もも肉の塩麹ガーリック炒め

炭水化物をエネルギーに変える働きのビタミンB1を多く含む豚肉を使用しています。脂肪の少ない部位を選ぶこともポイントです。塩麹はタンパク質を分解する酵素が含まれ、漬け込むことにより食感も柔らかくなります。アリシンを含むネギの仲間(このメニューではタマネギとニンニク)を加えるとビタミンB1の吸収率を上げるので効果的な組み合わせになります。

豚しゃぶ入りトマトシチュー

冷蔵庫にストックしている野菜をザクザク切って鍋に入れ、ホールトマト缶をつぶして煮込むお手軽レシピです。タンパク源のお肉は薄切りのしゃぶしゃぶ用を選び、さっと火入れして柔らかく仕上げてください。細かく切るより食感がぐっとアップします。仕上げに生クリームをプラスしてトマトクリーム味にするとトマトの持つうま味成分、グルタミン酸に乳成分のコクが加わります。カルシウムアップを狙うなら、さらにチーズを入れてもOK。

豚肉と野菜たっぷり!!おかずの豚汁

豚もも肉は高タンパク質低脂質で炭水化物をエネルギーに換える働きを持つビタミンB1も多く、大豆加工品の豆腐や油揚げは植物性タンパク質でビタミンB1、鉄などを含みます。このように2種類以上のタンパク質を含む食品を組み合わせると良いです。季節の野菜を数種類使用することで、たくさんの種類のビタミン、ミネラル摂取にもつながります。主菜と副菜、汁物の役割を兼ねる1品です。