試合当日の朝は糖質重視、脂質を抑えて消化よく

■主食・主菜・汁物「とろとろ親子うどん」(調理時間:20分)

だしの香りは試合前の緊張をやわらげます。主菜を兼ねて鶏もも肉と卵を使いますが、鶏肉の皮と脂肪は取り除いて脂質を抑えます。汁ごと食べられるよう薄味に仕立て、水分補給にも役立てましょう。

とろとろ親子うどん

■副菜「パンプキンサラダ」(調理時間:25分)

カボチャ、サツマイモ、トウモロコシは糖質が多く、疲労回復に役立つビタミンB1や血液の流れを良くするビタミンEも含みます。長時間の試合にも耐えられる体作りに役立ちます。

パンプキンサラダ

■果物・乳製品「リンゴとバナナのヨーグルトグラタン」(調理時間:5分)

リンゴに含まれるリンゴ酸は、体内でエネルギーを作り出すクエン酸回路を活性化させるため、代謝が上がり、素早い疲労回復につながります。また、鉄やカルシウムを体内に吸収しやすくする作用もあります。

リンゴとバナナのヨーグルトグラタン

この献立の栄養価は、エネルギー915kcal、タンパク質45.6g、脂質36g、炭水化物148.4g、鉄5.2mg、カルシウム382mgです。

※果物は手に入るものでOKです。
※体格や練習量、その日のコンディションに応じて、量や品数を調整してください。
※なるべく基本の6品目(主食、主菜、副菜、汁物、乳製品、果物)をそろえましょう。

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