シナモンは古くから使われているスパイスで、末梢血管の拡張作用があり、血行を良くすると言われています。冷え症改善のほか、炎症の軽減、抗菌作用による喉の痛みの軽減、咳を和らげる、消化や糖質の代謝を促進するなどの働きがあります。香りにはリラックス効果もあるので、パウダーをちょい足ししたり、スティックを入れたりして、ぜひお試しください。シナモンを使ったおすすめレシピを5点紹介します。

高野豆腐フレンチ

高野豆腐をフレンチトーストのように卵や牛乳をつけて焼きます。タンパク質やカルシウム、鉄など体を強化したいアスリートに嬉しい栄養素が豊富で、補食や朝食に最適です。

リンゴのコンポート

リンゴの皮には抗酸化作用のあるポリフェノールのアントシアニンが含まれています。酸味の素となるリンゴ酸は、クエン酸とともに疲労回復効果があります。好みでサツマイモやバナナ、豆乳ヨーグルトなどを添えることでアレンジもでき、食べやすくなるでしょう。

エッグノッグ

「エッグノッグ」は、日本の卵酒のようなものですが、卵と牛乳でタンパク質もとれて、ほっこり温まります。脂質が気になる方は無調整豆乳で代用するのがおすすめ。少ない材料で作りますが、材料の質で味が変わります。

タピオカとリンゴのミルクドリンク

タピオカはでんぷんを多く含むので、ご飯やパンと同じエネルギー補給になります。少量でよく膨らみ、もちもちしているので、少ない量でも満足感を得ることができます。エネルギー量が欲しい場合は、果物をバナナにしてはちみつの量を増やし、疲労感や風邪などが気になる場合は、イチゴやミカンなどをプラスしてビタミンCを補給しましょう。

シナモンジンジャーココア

ホットココアはお湯、コーヒー、温緑茶よりも温度上昇があり、かつその維持時間が長く保たれるというデータがあります。乾燥や急激な気温の変化で生じる喉の痛みに効果的なショウガを組み合わせています。

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