<バランスのよい組み合わせ(16)>

アスリートは鉄欠乏性貧血になりやすいと言われています。鉄が欠乏すると、疲れやすい、だるい、すぐ息があがるなどの症状が出てきます。持久力の低下を引き起こさないためにも、食事から鉄を摂るように意識しましょう。

鉄は吸収率が低いため、毎日コツコツ摂ることが大切です。1つの食品に偏ることなく、さまざまな食品から摂ること、吸収率を上げるタンパク質とビタミンCを一緒に摂ることなども、押さえておきたいポイントです。

主菜・イワシのポテトチーズ焼き

イワシに、βカロテンを多く含むホウレン草、ビタミンCが豊富なレモンを組み合わせています。イワシは血中コレステロールや中性脂肪を減らしたり、脳の働きをよくしたりするEPAやDHAも含んでおり、βカロテンやビタミンCはそれらの酸化も防いでくれます。

「イワシのポテトチーズ焼き」(エネルギー416kcal、タンパク質23.8g、炭水化物13.9g、脂質26.3g、鉄2.4mg、ビタミンC47mg)
「イワシのポテトチーズ焼き」(エネルギー416kcal、タンパク質23.8g、炭水化物13.9g、脂質26.3g、鉄2.4mg、ビタミンC47mg)

副菜・がんもどきと小松菜の煮浸し

がんもどきなどの大豆製品にも、鉄が豊富に含まれています。アスリートに欠かせないミネラルのマグネシウムやカルシウムも補給できます。

8分で完成する「がんもどきと小松菜の煮浸し」(エネルギー184kcal、タンパク質14.7g、炭水化物10.1g、脂質9.6g、鉄5.6mg、ビタミンC31mg)
8分で完成する「がんもどきと小松菜の煮浸し」(エネルギー184kcal、タンパク質14.7g、炭水化物10.1g、脂質9.6g、鉄5.6mg、ビタミンC31mg)

副菜・アサリの佃煮

鉄を摂りたいからと肉や魚を食べ過ぎると、エネルギー過多になってしまうことも。貝類や青菜類も上手に使って鉄を補給しましょう。佃煮は作り置きもでき、こまめな鉄摂取におすすめです。

ご飯がすすむ「アサリの佃煮」(エネルギー138kcal、タンパク質10.9g、炭水化物20.8g、鉄9.5mg)
ご飯がすすむ「アサリの佃煮」(エネルギー138kcal、タンパク質10.9g、炭水化物20.8g、鉄9.5mg)

主食・さくら飯

しょうゆと酒を加えて炊いた、シンプルな炊き込みご飯です。ほんのりしょうゆ色に染まったご飯が食欲をそそります。

静岡では給食の定番「さくら飯」(エネルギー557kcal、タンパク質10g、炭水化物118.1g、脂質1.4g、鉄1.4mg)
静岡では給食の定番「さくら飯」(エネルギー557kcal、タンパク質10g、炭水化物118.1g、脂質1.4g、鉄1.4mg)

汁物・けんちん汁

具だくさんの汁物は、野菜の摂取量を増やすのに一役買います。

「けんちん汁」(エネルギー120kcal、タンパク質6g、炭水化物10.6g、脂質6.4g、鉄1.1mg、ビタミンC5mg)
「けんちん汁」(エネルギー120kcal、タンパク質6g、炭水化物10.6g、脂質6.4g、鉄1.1mg、ビタミンC5mg)

上記の献立にリンゴ中1/2個をつけると、エネルギー1491kcal、タンパク質65.5g、炭水化物194.3g、脂質44g、鉄20.1mgとなります。鉄は、食事摂取基準で15~17歳の推奨量とされている約2倍の量が摂れます。

※体格や練習量、その日のコンディションに応じて、量や品数を調整してください。
※なるべく基本の6品目(主食、主菜、副菜、汁物、乳製品、果物)をそろえましょう。

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レシピの見方・基準