<質問にお答えします>

◆質問:牛乳が苦手な中学2年生の娘がいます。成長期のため何でもバランス良くとらせたいのですが、なかなか飲んでくれません。牛乳が上手にとれるレシピや、牛乳の代わりになるものがあれば教えてください。

 アスリートのバランスの良い食事の基本は「主食+主菜+副菜+果物+乳製品」で、乳製品の代表である牛乳には、良質なタンパク質や日本人に不足しがちなカルシウムが豊富に含まれています。成長期には特に意識してとりたい食材ですが、どうしても苦手な場合やアレルギーがある場合は、ほかの食材で上手に栄養のバランスをとっても良いでしょう。ここで今一度おさらいしましょう。

成長期に必要な牛乳

豆腐白玉のいちごミルク/原材料をチェックし、必ず生乳100%のものを選びましょう。その上で、普通牛乳、低脂肪牛乳、無脂肪牛乳などを選びます
豆腐白玉のいちごミルク/原材料をチェックし、必ず生乳100%のものを選びましょう。その上で、普通牛乳、低脂肪牛乳、無脂肪牛乳などを選びます

ほかの食材を賢く代用

カルシウム強化ロールキャベツ/スキムミルクは大さじ2杯で牛乳コップ1/2杯分、ヨーグルト1個分とほぼ同等のカルシウムが含まれています。ロールキャベツのほか、ハンバーグやピーマンの肉詰めなどにも応用できます
カルシウム強化ロールキャベツ/スキムミルクは大さじ2杯で牛乳コップ1/2杯分、ヨーグルト1個分とほぼ同等のカルシウムが含まれています。ロールキャベツのほか、ハンバーグやピーマンの肉詰めなどにも応用できます

幼少期から牛乳が飲めない萩野は、「畑の肉」とも呼ばれる大豆を活用、朝食は納豆、豆腐、みそ汁と大豆を使った食品が並んだ
幼少期から牛乳が飲めない萩野は、「畑の肉」とも呼ばれる大豆を活用、朝食は納豆、豆腐、みそ汁と大豆を使った食品が並んだ

料理で上手に取り入れよう

冷凍のシーフードミックスと野菜さえあれば、フライパン1つでできる方法をご紹介。ご飯にのせてドリア風に仕上げてもおいしいです
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主食のパンで、糖質補給できます。牛乳は、筋肉のダメージの修復を促進し、回復を早めることができます。果物に含まれるビタミンCで、栄養素の吸収の手助けをします
主食のパンで、糖質補給できます。牛乳は、筋肉のダメージの修復を促進し、回復を早めることができます。果物に含まれるビタミンCで、栄養素の吸収の手助けをします

緑黄色野菜のカボチャ、良質なタンパク質とカルシウムが摂れる牛乳を使用し、のど越しの良いスープに仕上げました。牛乳は普通牛乳、低脂肪牛乳、無脂肪牛乳、豆乳などを使い分けてもいいです。暑い季節は冷製にしても美味しいです
緑黄色野菜のカボチャ、良質なタンパク質とカルシウムが摂れる牛乳を使用し、のど越しの良いスープに仕上げました。牛乳は普通牛乳、低脂肪牛乳、無脂肪牛乳、豆乳などを使い分けてもいいです。暑い季節は冷製にしても美味しいです