お弁当で四季を体感、冬の旬の食材でウイルス対策「あったか石狩鍋弁当」(2)

定番の石狩鍋をスープジャーで

今回は、冬が旬の野菜や魚を使った定番の鍋、石狩鍋をお弁当にしてみました。ウイルス対策を意識し、体を温める「あったか弁当石狩鍋」です。ビタミン豊富で、風邪予防やコンディション調整に役立つヘルシーなお弁当です。

あったか弁当石狩鍋
あったか弁当石狩鍋

高タンパク低脂質の冬の魚介類は、マグロの赤身、メバチマグロ、ヒラメ、マコガレイ、トラフグ、アンコウ、タラ、カニ、ホタテ、エビなどがあり、今回はホタテやエビを使いました。

あったか弁当石狩鍋02

また、秋から冬にかけて脂がのるサケの赤い色素は、アスタキサンチンというカロチノイド色素で、ウイルス対策が期待できます。脂の中には、血液をサラサラにするEPAや脳の細胞を活性化するDHAが豊富で、骨強化に関与するビタミンDも多く含まれています。白菜は98%が水分ですが、ビタミンCやカルシウム、カリウム等を豊富に含みます。

養殖や冷凍技術が進んだ現在、1年中流通する食材が増えています。食べ物の旬を知らない子どもも増えていると言われていますが、旬の時期を教え、伝えることも「食育」の1つです。