無理なく糖質の割合を増やせる「試合2日前のプルコギおにぎり弁当」(2)
一口大で食が進む味付きおにぎり
今回は「試合2日前のプルコギおにぎり弁当」を紹介します。糖質の割合を上げ、ビタミンやミネラルがたっぷりとれる一方で、脂質、食物繊維を控えたものにしています。
「試合前に糖質量を増やそう」と張り切って白飯の量だけを増やしても、なかなか食べられません。そこで、ご自宅にある市販の調味料や焼肉のタレ、すき焼きのタレやマヨネーズで味をつけたご飯をおにぎりにし、一口大で食が進むようにしました。ご飯をたくさん食べられない選手にとっては、試合前だけでなく、日頃から取り入れてもいい工夫です。
具は、みそピー、チーズ、ちりめんで、おにぎりの上にのせています。チーズやちりめんはカルシウムの多い食材で、神経を整え、試合への集中力を高めます。消化の悪い海苔は、巻かずに握っています。
プルコギは、赤身肉を利用すると脂質を落とせます。白おにぎりをプルコギと混ぜて食べても、分けて食べてもOK。また、白おにぎりをサムゲタン風スープの中に入れて雑炊っぽくしてもいいでしょう。
スープは手羽元を煮込むので、タンパク質(コラーゲン)がとれます。副菜として、野菜とオレンジをサラダにアレンジしました。さっぱりと、果物もとれるようにしています。