オフ期は食材や食べ方をチェンジ、「ダイエット弁当」で体重管理(1)
1月から2月にかけて、オフ期の選手も多いのではないでしょうか。お正月にご馳走を食べて、いまだ体が重たく感じる選手はいませんか? 今回は体が温まり、代謝を良くする「アスリートダイエット弁当」と、オフ期の食事の注意点やウエートダウン(減量)の方法をお伝えします。
体重測定してエネルギー量確認
まずは、体重コントロールのおさらいです。
●摂取エネルギー=消費エネルギー → 体重維持
●摂取エネルギー<消費エネルギー → やせる
●消費エネルギー<摂取エネルギー → 太る
エネルギー摂取量が目的にあっているかどうかを確認するには、毎日の体重測定が大切。運動量が少なく、消費エネルギーが少ない時期は、特にその調整が必要です。
寒い冬は体が熱を発するため、夏よりも基礎代謝が高くなる一方、体温を保持するため皮下脂肪がたまりやすいとも言われています。オフ期でも適度な運動をするとともに、ストレッチやマッサージで体内循環を良くし、皮下脂肪をためないようにしましょう。
毎食6品から「3品+1品」を基本に
次に1日にとるべき自分の食事量と食品を確認します。
アスリートの基本の食事は、主食、主菜、副菜、汁物、果物、乳製品の6品ですが、部活をやっていない時期やダイエットを目的とする場合は、「3品+1品」とします。主食、主菜、副菜の3品は毎回そろえ、果物、乳製品、汁の「プラス1品」を朝昼晩のいずれかに分けてとるようにします。今回の「アスリートダイエット弁当」では「3品+2品」とし、プラス食品にミカンとヨーグルトドリンクを添えました。