今回は、前回お話ししたインターハイで気になったことの続きです。

土台が出来上がる高校生になると「競泳体型」が加速し、筋肉量が増えて体重も必然的に増加します。女子は、女性らしい体形になる時期ですが、全国大会出場の高校女子選手は上半身に比べ、お尻があまり大きくありません。これは男子と同様、胸・背中・肩周りなど上半身の筋肉増量のためと考えられます。

しかし、気を抜くとお尻が大きくなる選手もいるので、的確な部位のトレーニング、食事が大切です。私がサポートする選手も、これらの対応をして全国出場を果たしました。

渡部、池江の身長・体重の推移

ここで、8月末に開催されたジャカルタ・アジア大会の日本代表、渡部香生子選手、池江璃花子選手の身長・体重の推移を見てみましょう(身長・体重は日本水泳協会ホームページ、TOBIUO JAPAN Journal参照)。

渡部香生子選手
2012年ロンドン五輪:高校1年(15歳)164cm、54kg
2015年世界選手権:大学1年(19歳)166cm、58kg

池江璃花子選手
2016年リオ五輪:高校1年(16歳)167cm、55kg
2018年アジア大会:高校3年(18歳)170cm、57kg

池江選手は大好きなチョコレートを控え、体作りをしたそうです。成長と選手に望ましい食事をした上での体重増加を、泳ぎに生かした例ですね。

汁物でタンパク質やビタミンを摂る「石狩汁風みそ汁」

今回紹介するのは「石狩汁風みそ汁」です。前回の「サバ缶で団子スープ」と同様、汁物でタンパク質やビタミンを摂る「おかず汁物」です。

タンパク質の代謝に必要なビタミンB6が豊富

体内でタンパク質を効率よく使うには、タンパク質1gあたりビタミンB6が約0.019mg必要ですが、このレシピではタンパク質1gあたり約0.03mgのビタミンB6を含んでいるので、一緒に食べる主食や副菜でビタミンB6が足りない場合でも補うことができます。ぜひお試しください。

管理栄養士・松田幸子