「体作りを頑張っていますが、市販されているもので、自分に合った補食がなかなか見つかりません。そんな時はどうすれば良いですか?」

先日、体作りに励むチアリーダーから、こんな質問をいただきました。食べ物の好みや体に合う食事は、みんなそれぞれ。市販のものが合わない場合は、自分の好きな食材を使って、オリジナルの補食を手作りしてみてはいかがでしょうか。

好きな具材で摂りたい栄養素を

私も学生時代は、自分の体に合う既製品がなかなか見つかりませんでした。「それならば」と自分の好きな食材を組み合わせて料理をするようになってから、日々のコンディションがグッと良くなりました。好きな食材を使って摂りたい栄養素、好みのサイズや味に仕上げたものは、入っている中身が全て分かりますし、アレルギーのある食品だけを省くこともできるので安心です。

今回紹介するのは「餃子の皮でミニキッシュ」です。卵やチーズ、牛乳、ハム、ブロッコリー、トマトを材料にして作りました。

体作りを後押しするタンパク質・カルシウム、体調管理に役立つビタミン・ミネラルがバランス良く摂取できます。アルミカップに餃子の皮を敷いて、卵液や具材を入れて、トースターで焼くだけのお手軽レシピです。パリっとした餃子の皮とふわっとした卵の生地が合わさって、絶妙なハーモニーです。

カップに入れて小分けになっているので、差し入れにもぴったりです。お好みで、ハムをツナやソーセージに変えたり、トマトをケチャップに変えたりと、色々アレンジしてもおいしいので、皆さんのお好きな材料を使ってくださいね。補食の定番の形をいくつか持っておけば、具材を変えるだけでバリエーションが広がります。

この「餃子の皮でミニキッシュ」以外にも、以前紹介した「Happy☆グラノーラ」や「スマイルパフェ」なども手作り補食に使えます。

定番のおにぎりパンも具材次第で様々なアレンジができます。皆さんも、自分にぴったりな補食を活用しながら、素敵なパフォーマンスを披露してくださいね。

Ciao!

管理栄養士・松崎美奈子