寒さが厳しくなってきました。インフルエンザやウイルス性胃腸炎が流行りやすい季節となり、対策を立てている人も多いのではないでしょうか。
日常的に運動やトレーニングを行っているアスリートの中には、強度の高いトレーニングを行っている人も多いかもしれません。日常的に適度な運動を行う場合は免疫力が上がりますが、強度の高いトレーニングを続けていると免疫力が低下し、感染症に罹るリスクが高くなるという報告があります。日頃から激しいトレーニングを行っているアスリートは、風邪をひきやすいということですね。
※参考文献 Nieman DC. Exercise, upper respiratory tract infection, and the immune system., Med Sci Sports Exerc. 1994.
風邪をひいた時に何を食べるか
風邪をひいたときは「消化の良いものを食べましょう」と言われます。消化が良く、さらにアスリートにおすすめの食事のポイントを紹介します。
●水分補給
発汗や、下痢嘔吐などの症状による脱水を防ぐために水分補給をしっかりする。
●ビタミンA、ビタミンC
どちらも人の体の免疫力や抵抗力を高める役割があります。ビタミンAは緑黄色野菜などから、ビタミンCはかんきつ類やイモ類からとるのがとりやすいですね。
●たんぱく質
練習量が減り、食欲も低下することが多いので筋量が減りやすくなります。体調の回復にも合わせてたんぱく質を含む食品(肉、魚、卵、納豆など)も取り入れましょう。
今回紹介するレシピは「すりおろしニンジンの卵おかゆ」です。ニンジンと卵の色がきれいで、食欲がない時にも食べやすく、たんぱく質やビタミンAが取れるメニューになっています。ご飯は冷や飯や冷凍飯でも使えます。体調に合わせて水分量を調整しましょう。
その他のおすすめレシピ
また、風邪をひいてしまった時のおすすめレシピとして、過去に紹介しているメニューも参考にしてください。