消化の良い調理法で栄養補給

主菜・ブリとレンコンのみぞれ煮(調理時間:15分)

ブリに多く含まれるDHAやEPAは、筋肉の炎症をやわらげ、脳から筋肉に指令を出すための神経伝達にも役立ちます。大根に含まれるジアスターゼは消化を助けるとともに、胃腸の働きを整える効果があります。熱に弱いので、調理の最後に加えるようにしましょう。

副菜・鶏肉とヒジキの梅煮(調理時間:20分)

ヒジキには鉄やカルシウムが豊富に含まれ、鶏むね肉には良質なタンパク質が含まれます。梅干しのクエン酸がヒジキに含まれる鉄の吸収を促進し、ケガ予防に役立ちます。

汁物・キノコの酸辣湯風スープ(調理時間:15分)

キノコには、強い骨作りや筋肉の合成に関わるビタミンDが豊富。酢は疲労物質の乳酸を分解する働きがあり、疲労回復やスタミナ維持に効果を発揮します。

この献立の栄養価は、エネルギー1116kcal、タンパク質50.8g、脂質36.5g、炭水化物144.6g、鉄6.2mg、カルシウム404mgです。

※体格や練習量、その日のコンディションに応じて、量や品数を調整してください。
※なるべく基本の6品目(主食、主菜、副菜、汁物、乳製品、果物)をそろえましょう。

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レシピの見方・基準