寒くなるこれからの季節に、お弁当として温かいまま食べることができるサーモスのスープジャーを活用したレシピです。身体が冷えてしまうと血液の流れが滞りやすく、全身に酸素や栄養素がスムーズに届けられません。アスリートは激しい運動を行うため、より多くの酸素を消費したり、多くのエネルギー量・栄養素量が必要になります。摂取したエネルギーや栄養素を無駄なく消化吸収、そして全身に運ぶためにも寒い季節には身体を冷やさないようにすることがとても大切です。

また、感染症も流行しやすい季節です。身体への酸化ストレスが大きすぎると身体をつくっている細胞のパワーが弱まり、免疫力低下の原因になります。抗酸化作用のある食品を摂ることは細胞を元気に維持し、免疫力低下を抑える方法のひとつです。今回は抗酸化作用のあるビタミン類が豊富な緑黄色野菜やサツマイモ、免疫機能との関連が期待されているビタミンDが豊富なサケを使用した身体が温まるレシピを3品ご紹介します。

サケとマッシュルームのクリームパスタスープ

サケからは免疫機能との関連が期待されているビタミンDがたっぷりと摂れるほか、牛乳からはカルシウムが摂れるため、成長期の子どもや骨に強い刺激を受けやすいアスリートにおすすめのスープです。ビタミンDはカルシウムの吸収を助ける働きもあるため、栄養面での相性も抜群の組み合わせです。

サツマイモと白みその和風ポタージュ

サツマイモのビタミンCは加熱をしても失われにくく、効率的にビタミンCを摂ることができます。また、糖質も豊富なため、主食だけでは糖質量が足りない場合や食欲がなくエネルギー源になる主食が入りにくい場合などにもおすすめです。

鶏肉と緑黄色野菜のトマト煮

ビタミンCが豊富なパプリカ、ビタミンCやビタミンEが豊富なブロッコリー、β-カロテンが豊富なトマトをふんだんに使っており、様々な抗酸化成分をとることで相乗効果が得られます。鶏肉からはタンパク質も摂れるため、免疫機能の維持だけでなくリカバリーにもぴったりのレシピです。