スポーツ栄養サイト「アスレシピ」は30日、アスレシピセミナー「アスリートの基本の食事・基本編」を東京・恵比寿のクックパッド本社で開催、スポーツに励む小中高生の保護者、指導者ら53人が参加した。
講師は、当サイトでコラムを執筆する管理栄養士の石村智子さん。アスリートの「基本の食事の形」の整え方や「ジュニアアスリートの食事のポイント」などについて講義。さらに「試合前の食事の考え方」や、毎日の食事や体調などの記録をつけることの重要性を説明した。「完璧じゃなくてもいいんです。でも、コツコツ長く続けることで結果が出ます」と話した。
また今回は、アスリートの食事作りを実践してきた大竹秀子さん、松田直美さんが体験談を語った。
大竹さんは、バレーボール男子元日本代表・大竹秀之さんの妻で、現在V・プレミアリーグで活躍し、東京オリンピック出場を狙う里歩選手(デンソー)、壱青選手(パナソニック)の母。子どもたちの幼少期や成長期の食事、中高生時代の弁当作りについて、身長や体重の成長記録を示しながら語った。「頑張りすぎはストレスがたまります。無理しないで自分なりのやり方でサポートすることが大切です」とメッセージを送った。
松田さんは、昨年の今セミナーをはじめ、3回シリーズの「実践編」も受講。ラグビー部に所属する高校生の息子さんを食事でサポートしている。「受講が息子の増量やケガからの回復で悩んでいる時で、とても役に立ちました」と振り返った。
「アスリートの食事2019」は、7月から「実践編」を3回にわたり開催する。少人数制のワークショップで、定期的に先生や仲間たちと情報交換しながら、より知識を深められるのが特長。先生との個別相談もできる。概要や申し込みはアスレシピサイトで公開中。
<協賛>ケンミン食品株式会社、一正蒲鉾株式会社
<協力>クックパッド株式会社
- 実践編のお申し込みはこちらから
・「アスリートの食事・実践編」第1回(7月開催)
・「アスリートの食事・実践編」第2回(10月開催)
・「アスリートの食事・実践編」第3回(2020年2月開催)