アスレシピは13、15日にスポーツ栄養セミナー「アスリートの食事・実践編第3回」を東京・築地の日刊スポーツ新聞社で開催。当サイトでコラムを執筆する管理栄養士の石村智子さんが講師を務め、スポーツを頑張る子どもを持つ母親、栄養指導者らが参加した。

講師の管理栄養士・石村智子さん

同セミナーは「アスリートの食事・実践編3回シリーズ」の最終回で、前半は石村さんが増量と減量の食事の考え方や注意点を講義した。「実は減量よりも増量するほうが計画通りにいかず難しいです」と石村さん。その理由やポイントを説明すると、参加者は熱心に聞き入りメモを取る姿も見られた。

グループワーク風景(2月13日)

後半は各グループでワークショップを行い、参加者が持ち寄ったアイデアレシピを元に1日の献立を作成した。増量目的のグループでは、朝・昼・晩の3食に加え、補食を追加するなど、1日の栄養バランスが整った献立が出そろい、「皆さん基本をふまえてしっかり考えられています」(石村さん)。また減量目的のグループには、脂質の選び方や不足しがちな栄養素についてアドバイスがあった。

グループで作った献立を発表(2月13日)

最後に参加者全員が感想を話す場面では、「定期的にセミナーがあったので、その都度失いかけていたやる気にスイッチが入り、よい刺激になった」「同じような悩みを共有できてよかった」「基本編から参加し、子どもがケガなくプレーできている」などの声があり、充実した様子がうかがえた。

グループワーク風景(2月15日)

石村さんは「食事は毎日のことなので、毎回100点満点のものを作るのは大変です。60、70点でもよいので、『基本の食事の形を継続すること』を目指してやってみてください」と話し、最終目標として「いずれは選手が自分自身のために何を食べればよいのか選択できるようになることですね」と締めくくった。

同講座は来年度も「アスリートの食事・基本編」「同・実践編3回シリーズ」を開催。日程は詳細決定後にアスレシピサイトで公開する。

2月13日開催のセミナー参加者と石村さん(前列左から3番目)

2月15日開催のセミナー参加者と石村さん(前列左から3番目)