中学生バスケットボール選手がより強くなるためには、日頃の食事で何に気を付けたらいいでしょうか。多くのスポーツ選手のサポート実績のある管理栄養士・新生暁子さんが、5つのポイントに分けて説明します。

管理栄養士 新生暁子さん

◆ポイント1:成長
 中学生と言えば、成長真っただ中。バスケットボール選手なら、誰もが身長を高くしたいはずですね。そのため、「成長期スパート」を最大化させることが重要です。牛乳、ヨーグルトなどの乳製品、小魚、大豆製品などからタンパク質とカルシウムをしっかり摂りましょう。

ヨーグルトドリンク

おすすめメニュー「ヨーグルトドリンク」の作り方
栄養素:タンパク質、カルシウム
食材:牛乳、ヨーグルトなどの乳製品、小魚、大豆製品

◆ポイント2:スタミナ
 1試合戦い続けることのできるスタミナを維持させることが重要です。これが、試合の明暗を分けるかもしれません。ご飯、パン、麺類、イモ類から糖質(炭水化物)を、さらに糖質の代謝を助け、エネルギーに変えるビタミンB1を摂ることが必要です。ビタミンB1を多く含む食材は豚肉、木綿豆腐、納豆、玄米、ウナギなど。

糖質たっぷりのご飯とビタミンB1を豊富に含む納豆

栄養素:糖質
食材:ご飯、パン、麺類、イモ類
栄養素:ビタミンB1
食材:豚肉、木綿豆腐、納豆、玄米、ウナギ

◆ポイント3:瞬発力
 バスケットボールの競技特性として、瞬発力はマスト。瞬発力を高めるためにはしなやかな筋肉が必要です。肉、魚、大豆製品からタンパク質を、カツオ、マグロ、レバー、バナナなどからビタミンB6を摂りましょう。

ローストカツオステーキ

おすすめメニュー「ローストカツオステーキ」の作り方
栄養素:タンパク質
食材:肉、魚、大豆製品
栄養素:ビタミンB6
食材:カツオ、マグロ、レバー、バナナ

◆ポイント4:頭脳
 試合では集中力を保つことは大切。仲間との連携をスムーズにするためにも、頭をクリアにして集中することが大切です。カルシウムや青魚などに含まれるDHAを摂りましょう。

マグロ中華ハンバーグ

おすすめメニュー「マグロ中華ハンバーグ」の作り方
栄養素:カルシウム
食材:牛乳、小魚、海藻、大豆製品、緑黄色野菜など
栄養素:DHA
食材:青魚

◆ポイント5:リカバリー
 練習や試合後に速やかに栄養補給することは、疲労回復や傷ついたカラダの修復、そして次の日に疲れを持ち越さないためにとても重要です。ポイントとなる栄養素は糖質、タンパク質、ビタミンC。ビタミンCは、かんきつ類やイチゴなどの果物、野菜、イモ類に豊富です。

イチゴにはビタミンCが豊富に含まれています

栄養素:糖質
食材:ご飯、パン、麺類、イモ類
栄養素:タンパク質
食材:肉、魚、大豆製品
栄養素:ビタミンC
食材:果物(特にかんきつ類やイチゴ)、野菜、イモ類