暑くて湿度も高いと、どうしても食欲が落ちてしまいます。体がだるく、むくみや頭痛なども起きやすい季節。調理する側も大変ですね。

 そんな時は体から余計な水分を排出し、体に停滞している老廃物を流すために、体の水分の巡りを良くする食材を摂ることがオススメです。

*カリウムの多い食材を摂る*

 夏には、枝豆、スイカ、キュウリ、ナス、パセリ、冬瓜、トマトなどの野菜があります。納豆や豆腐などの豆類、乾物の切り干し大根、ヒジキ、昆布、ナッツ類も多くカリウムが含まれます。カリウムで体内の余分な水分を老廃物とともに排出しましょう。

 ただし、カリウムを摂りすぎると体内のミネラルバランスが崩れて体を冷やし過ぎるので、塩分(ナトリウム)をプラスし、カリウムとナトリウムのバランスを整えることが大切です。

 つまり、スイカやトマトに塩を振って食べることは、理にかなっていたのです。枝豆は塩ゆでにして、キュウリやナスは漬物に、豆腐や夏野菜はみそ汁や炒め物に入れて、塩分と一緒に摂りましょう。

*薬味をたっぷり活用する*

 香り高いネギ、ニンニク、ショウガ、ミョウガ、大葉、大根おろし、バジルなどの薬味を活用することで、栄養価アップ、食欲増進、消化促進、食中毒予防、代謝を助ける、などのさまざまな効果を得られます。

 納豆にネギをたっぷりかけたり、ビタミンB群の多い肉や魚介類とニンニクやニラを組み合わせると、ビタミンB群の吸収をアップさせ、代謝を良くしてくれます。

*クエン酸とビタミンCを摂る*

 レモンなどの柑橘類の果汁や、梅干し、お酢(参照「夏の暑さは「お酢」でカバー、胃酸を助けて食欲アップ」)など、クエン酸の多い食材と、パプリカやピーマン、トマト、青菜、芋類などのビタミンCが多い食材を組み合わせてとることで、疲労回復効果が高まり、胃腸の働きを助けてくれます。夏の時期は食前に、酢の物や梅和えを食べるといいでしょう。

ニラしょうゆだれ
ニラしょうゆだれ

 今回紹介するのは、ニラを使った万能ダレ「ニラしょうゆだれ」です。ニラは、カリウムが多く、他のミネラル類もまんべんなく含まれています。ビタミンはβカロテン、葉酸が多く含まれます。そのまま食べるよりも、ビタミンB1が豊富な食材を組み合わせることで体への吸収率がグンと上がります。

 ニラに含まれるアリシンは、ビタミンB1の吸収を助ける働きがあります。ビタミンB1を多く含む豚肉やレバー、卵や納豆、豆腐などと組み合わせると、その吸収を促し、エネルギーを生み出す力がアップすることで疲労回復や持久力向上につながります。

 何にでも組み合わせて美味しい万能ダレ。暑くて食欲が落ちる時でも、食べたくなる味です。冷しゃぶ、ゆで鶏、冷奴などにかけたり、納豆に混ぜたり、ご飯にかけて食べたりするのもおいしいです。作ってから、冷蔵庫で1カ月を目安に保存ができます。ぜひお試しください。