炎天下の練習、暑い室内での練習など、気温が高くなるにつれて、食欲がダウンしがちになります。食欲がなくなって食べられないと、さらにパワーが出なくなり、体調を崩してしまいます。そんなときに活用してほしいのが「お酢」です。

 お酢には、

胃酸を助け、食欲をアップさせる
殺菌効果による食中毒の予防
血糖値の上昇をおだやかにする
減塩効果
カルシウム、ビタミンCの吸収率を上げる

 などの効果があります。

 暑くなると、体温が上がり、胃腸の働きも弱くなります。そのため、消化に時間がかかるものや、油を使った料理などは胃に残りやすく、あまり食べる気がおきません。お酢は胃酸を助け、食欲増進の効果があり、口当たりもさっぱりとするので、食欲がないときは、お酢を使った料理を食べたり、ドリンクを取り入れるのが良いでしょう。

 さらに、夏野菜を使えば、体を冷やしてくれるので、「夏野菜+お酢」はオススメです。もちろん、肉や魚と組み合わせても消化を促し、食べやすくしてくれます。お酢にはパサパサしがちな肉などを柔らかくする効果もあります。

千切りニンジンとパプリカのピクルス
千切りニンジンとパプリカのピクルス

 今回紹介するのは「千切りニンジンとパプリカのピクルス」です。お酢に加えて、紫外線のダメージに効果のあるビタミンCやβカロテンを多く含むニンジンとパプリカの組み合わせです。暑い夏はまず、これを一口食べて、消化を促しましょう。