まもなく冬休みです。長期休暇には朝、夕の2部練習をするスイミングクラブも多いでしょう。

その場合、朝は通常の営業前に練習が組まれることが多く、食事をせず、何か飲むだけで練習に行く選手も多いと思われます。果たして、それでよい練習が出来るでしょうか?

練習時のパフォーマンスに関する研究(VERONIQUE J. DESCHODT ・LAURENT M. ARSAC,2004)では、競泳選手の朝・昼・夕練時の鼓膜温度とストロークについて測定し、夕練時が最も温度が高く、ストロークのパフォーマンスも良かったというデータを発表しています。

このことから、よい練習をするならウオーミングアップをしっかりすることが必要と考えられますが、朝練は練習時間が夕練より少ない場合が多く、十分なウオーミングアップが出来ません。これからの季節は、体温が上がる前に練習が終わってしまうこともあるでしょう。ではどうしたらよいでしょうか?

食事摂取で代謝量アップ

体は食事摂取で代謝量が上がります。これを食事誘発性熱産生(DIT)と言い、ドリンク摂取よりも、よく噛んで食べる方が高くなると言われています。

このことから噛んで食べることは、体温が上がりやすくなると考えられます。朝練後に朝食を摂るとしても、朝練前の補食を噛んで食べることが、良い練習のきっかけになることでしょう。

今回紹介するのは「ジャガちゃんガレット」です。薄く香ばしいジャガイモ料理はお子さんに大人気。タンパク質によるDITも考えて、ちゃんちゃん焼きを混ぜ、押さえつけて焼くガレットに仕上げました。

様々な場面の補食として利用できる「ジャガちゃんガレット」

朝早くても食べやすく、切れば持ち運びが出来るので、様々な場面の補食としても利用できます。糖質、タンパク質を摂り、噛むことができる補食で、朝練のパフォーマンスを上げる手助けをしましょう。

管理栄養士・松田幸子