常備菜を活用して、家族みんなのお弁当に

今回紹介するのは「お父さんにも使える常備菜活用部活弁当」です。4月から中学生となり、部活デビューの12歳男子と、メタボが気になり始めたお父さんを想定したお弁当。お父さん用の弁当箱は、700ml前後に抑えています。

主食=ご飯
主菜=ヒジキ入り玉子焼き、餃子
副菜=ブロッコリー、ミニトマト
果物=イチゴ
汁物=クラムチャウダー

餃子で使う豚肉はビタミンB1豊富で疲労回復には必須。常備菜のヒジキは鉄が多く、卵でくるめば味付けも不要です。

左はご飯、右はおかずと分けてお弁当箱に詰めた例
左はご飯、右はおかずと分けてお弁当箱に詰めた例

できるだけ作り置きしておき、朝は最小限の作業に。これが毎日継続する秘訣です。

また、朝早くから作るお母さんの中には、味見をしながら、朝食代わりとして食べながら作る方もいるのではないでしょうか。お昼の時間帯まで、そのお弁当を食べるのは…なんて思っている方はいませんか? 実は、食べ手と同じ時間帯に作り手も食べることで、持ち運んだ時にどんなお弁当になっているのか、味や見た目も共有できます。翌日の詰め方の工夫にもつながりますので、ぜひ一緒に、お弁当生活を楽しみましょう。

色々包める餃子の皮はアレンジが効きます。左は豚肉中心、右はヒジキ入り玉子焼きと野菜を巻いたもの
色々包める餃子の皮はアレンジが効きます。左は豚肉中心、右はヒジキ入り玉子焼きと野菜を巻いたもの

管理栄養士・山口美佐