ポジションは「6つ」アスリートの基本食
(1)ご飯、パン、麺類(穀類)
主に炭水化物を摂取。炭水化物は体を動かすエネルギー源の「糖質」と整腸効果、血糖値上昇抑制などがある「食物繊維」のこと。
(2)主菜:肉、魚、卵、豆・豆製品
主に体の材料になるタンパク質を摂取。タンパク質は糖質・脂質と共にエネルギー産生栄養素の1つ。糖質・脂質摂取量が少なすぎると、タンパク質はエネルギー源になりやすい。
(3)副菜:野菜、海藻類
エネルギー代謝関与、骨・血液生成に関わるビタミン・ミネラルを主に摂取。主菜と副菜の材料を合わせたメニューもレパートリーに増やしていくと、飽きがこないお弁当に。
(4)汁物
副菜で不足する野菜・海藻を摂取。体の約60%を占める水分補給にもなる。汁物を弁当に持っていけない場合、副菜で不足しないように。その時は意識的な水分補給も忘れずに。
(5)果物
主に炭水化物と抗酸化作用、皮膚・腱・軟骨などを構成するコラーゲン生成に必要なビタミンCを摂取。
(6)乳製品
主にカルシウムやタンパク質を摂取。カルシウムは骨や歯の材料であること以外に、アスリートに大切な筋肉の収縮、心機能に関係。
4月は、「家族=6つのポジションを揃えた食事を作る」、「選手=この意味を習得し食べる」を意識してみましょう。