<さびしくないワサビ(4)>
高級レストランでのコースの〆メニューや、小料理屋のメニューに掲げられている鯛茶漬けです。高級魚の鯛をお茶漬けにしてしまうわけですから、なかなかいただくことはできませんよね。でも「ああ、こんなにおいしいお茶漬けが、家でも食べられたらなあ」と思った方も少なくないのではないでしょうか。
もちろん鯛を浸しておく漬け汁にお店独自のこだわりが詰まっているので、その秘伝は門外不出なわけですが、家でもそれに近づけることはできるはずです。スーパーでは柵の状態でほどよい値段の鯛が売られています。特売だと1柵1000円しないことも。そんな時はお茶漬けでぜいたく気分を味わってはいかがですか?
真鯛はごく薄くスライスして、味がよくなじむようにするのがポイントです。熱々のお茶とだしを半々で作るとまるで小料理屋風ですが、お茶だけで簡単に作っていただいてもあっさりとしておいしいです。
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