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管理栄養士紹介

山口 美佐(やまぐち・みさ)

管理栄養士/(一社)NUTRITION SUPPORT ASSOCIATION代表理事

自身が罹患したことをきっかけに、パーキンソン病患者の生活の質を上げ、快適に過ごしながら病気の進行を緩やかにするための栄養サポートを行う

パーキンソン病の栄養

以前はテニス選手の栄養サポートをするなどスポーツ栄養を中心に展開し、アスレシピでもコラム・レシピを提供してきましたが、自身がパーキンソン病(PD)に罹患したことをきっかけに方向転換し、現在はパーキンソン病患者のための栄養サポートを軸としています。

パーキンソン病は食事療法がなく、何を食べても良いとされていますが、状態を安定させて日々の生活のクオリティを上げるには食事が大切です。その研究報告をするために、2023年世界パーキンソン病会議(WPC)に参加し、3人の医師や大学准教授らと調査したパーキンソン病患者に多い「低体重」の危険性について報告してきました。その中で、標準体重にするための運動と食事の方法を発表し、自身でもマスターズ陸上に出場したり、ゴルフ、卓球と幅広く体を動かしたりもしています。

パーキンソン病と栄養のサポートは、個人、グループと様々な形態で行っています。以下のようなオンラインサロンも実施していますので、お気軽にお声がけください。

■オンラインサロンPDライフ
 Zoomを利用。毎週日曜日の午前中に勉強会や交流会を実施
■ロックステディボクシング
 PDとその家族に指導=PDは運動が大切と言われていますが、その土台となる栄養も考慮しないと意味がありません。スポーツ栄養を利用し、疾患に合わせ、当事者だからこそ分かることをミックスさせたエクササイズです。
■その他
 YouTubeや各種SNSで情報発信

大妻女子大学管理栄養士学科卒、元聖路加国際病院勤務。生活習慣病指導、スポーツ栄養、品川保健所と幅広い栄養サポートの実績を持つ。2015年にパーキンソン病と診断されて以来、闘病しながら多くの患者にPDのための食事療法を伝えている。パーキンソン病は食で完治しませんが、ある程度薬でコントロールできます。患者の生活の質を上げるためには食を整えることが大切です。

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