【答え】(1)うま味

味の情報は、舌の表面にある味蕾(みらい)が感じ取り、神経から脳に伝わって、味として感知されます。

中でも「うま味」は、ほかの4つの味とは異なり、長年作ることができない味と考えられてきました。しかし、1908年(明41)、東京帝大(現東大)の池田菊苗教授が、だし昆布からアミノ酸の1つ、グルタミン酸によるものであることを発見し、「うま味」と命名。いまや「UMAMI」は世界の公式用語となっています。