私たちの免疫細胞の約7割は「腸」に存在していると言われています。この免疫細胞を活性化するためには、善玉菌が豊富な「発酵食品」と善玉菌のエサである「食物繊維」をセットで摂取して、腸内環境を整えることが大切です。ハードな運動で体が疲れやすいジュニアアスリートは、日頃から「腸活食」を意識して免疫システムを強化しておきましょう。

さらに免疫力アップのためには、「バラエティに富んだ発酵食品と野菜を組み合わせる」ことがポイントです。それが腸内細菌の多様性につながり、様々なウイルスへの適応力強化にもなります。

様々な発酵食品から多くの善玉菌をとる

例えば、納豆ヨーグルト、キムチ、漬物、みそ、チーズ、ピクルス、酢、しょうゆ、酒といった発酵食品から、多くの善玉菌(ビフィズス菌、乳酸菌、納豆菌など)を摂ることができます。野菜も、季節ごとに異なる旬のものを取り入れ、みそ汁やサラダ、煮物などから、色々な食物繊維が摂取できます。

様々な発酵食品や野菜を組み合わせる

今回のレシピは、そんなアスリートの腸活に役立つ「パワフル免疫☆ちゃんちゃん焼き」です。春が旬の春キャベツ、新タマネギ、春ニンジンや、初夏に旬を迎えるインゲンと、食物繊維が豊富な野菜をたっぷり使いました。

今回のレシピ1人分で、厚生労働省が「健康日本21」で提唱する「1日の野菜摂取目標量350g」の半分が摂れます。味付けには発酵食品のみそ、酒、本みりんを使用しました。

春キャベツ、新タマネギ、春ニンジンは生でも食べられるほどみずみずしくて柔らかいので、調理も短時間で済みます。作り方も、サケを焼いて野菜と一緒に蒸し焼きにするだけと簡単です。

いつも元気な体でパフォーマンスし続けるために、トレーニングも食事も、日々の積み重ねを大切にしましょうね。

Have a nice day!

元NFLチアリーダー・松崎美奈子