花粉飛散時期は、花粉が部屋に入ることを恐れて、ついつい窓を閉めっぱなしにしていませんか? 1人暮らしや寮生活の場合は、なおさら窓を閉めている時間が長いのではないでしょうか。

アレルギー疾患の方とお話ししていると、食事や薬のコントロールには力を入れているものの、室内環境にはあまり目を向けていない方がいます。以前のコラム「今年は大量飛散?花粉症予防と症状軽減のための食生活見直しポイント」で、花粉症対策における日常生活の注意点を書いたように、食事は大事です。さらに、アレルギー疾患(アトピーやぜんそくなども含む)対策では、室内空気のケアも大切です。埃、ダニ、カビなどの環境要因もアレルギー疾患発症の要因の1つと言われているためです。

私たち人間は、1日に摂取する物質の中では、空気が約80%といわれています。体重50kgの成人が1日に摂取する空気は、重量計算上では約20kgといわれています。練習も学校もなく、外出の予定がない場合は、大抵の方は1日の大半を室内で過ごすことになります。つまり、その間に吸い込む空気の質が、アレルギー疾患の体調を左右するといっても過言ではありません。換気が不十分だと、ぜんそくなどのアレルギー疾患を発症させやすいともいわれています。

アレルギー疾患をもっている方は、食事や生活リズムだけでなく、生活環境(空気の質)にも目を向ける必要があります。現代の家は気密性が高く、結露が生じやすいため、カビが発生しやすく、ダニが増殖しやすくなります。そのため、こまめな換気、掃除、洗濯が必要になります。

ただ、花粉シーズンは花粉が入るので、換気をとまどう方もいると思いますが、花粉の飛散が比較的少ないといわれている朝や、夜遅くに5分でよいので(天気を見ながら)換気をしましょう。レースカーテンを閉じたままで構いません。ワンルームマンションやアパートなど、窓が1カ所しかない場合は、台所や風呂場の換気扇を回しながら、窓開け換気を行いましょう。

かつお節やしょうゆで和風に仕上げた「鶏ひき肉和風カレー風味マカロニサラダ」

今回は「鶏ひき肉和風カレー風味マカロニサラダ」を紹介します。筋タンパク合成には、1食につき20g以上のタンパク質が望まれると報告されていますが、特に朝食は慌ただしくて、タンパク質を意識したおかずを用意できず、マンネリになりがちという声を聞きます。そんな時は、調味料や油を変えて、少し味に変化をつけてみましょう。

花粉飛散シーズンは、アレルギー体質の方の中には体調を崩しやすい方もおられます。そんな時期こそ、栄養価の高い食事が重要です。このレシピでは、アレルギー症状の緩和をサポートするビタミンCの多いカリフラワーやパプリカ、粘膜を強化するビタミンAの多いニンジンを取り入れています。小麦粉不使用の米粉のマカロニを使用しているため、エネルギーアップにもつながります。

また朝食は、朝起きて一から作るのではなく、前夜に下準備をしておいたり、タンパク質源の食品の入った作り置きおかずを用意しておいたりすると、スムーズに朝食を食べられます。

管理栄養士・乳井美和子、小高鏡子