アスリートやその保護者向けの講習会では「好き嫌いがあっても大丈夫か?」という話をすることがたくさんあります。

 嫌いな食品を、他の食品の栄養素に置き換えるのは可能ですが、それができるのは自宅だけです。合宿や遠征先での食事は、選手1人のために別の食材を用意してくれません。好き嫌いがあるために栄養補給の機会を逃してしまうのは、アスリートにとってとても不利なことですね。

 また、高校生や大学生になって寮生活や1人暮らしなど生活パターンが変わると、さらに嫌いなものを食べる機会が減り、栄養素摂取のバランスが偏ってしまう場合が多くあります。

 いつも話すのは「強い選手は、いつでもどこでも食べられる」ということ。強い選手は、例えば、海外遠征などで口に合わない食事でも、しっかりと自分に必要な食事を食べます。また、そういう選手は、チーム内に胃腸炎やインフルエンザが流行しても、だいたい大丈夫です。反対に、すぐに感染したり、しょっちゅう風邪をひいている選手に話を聞くと、好き嫌いが多く、食生活のバランスが崩れていることが多々あります。

 好き嫌いはすぐに直るわけではありません。調理の工夫も大切ですが、まずは選手自身で「食べてみる」こと。子どもの頃に嫌いだと思っていても、味覚は変化します。やっぱり苦手だと感じても、少しでも食べてみる。その繰り返しが大切です。自宅でも、嫌いなものは食卓に出さないのではなく、少しだけでも小皿に乗せてチャレンジしましょう。

500kcal丼・カジキカレー飯

 本日のメニューは、500kcal丼の第3弾「カジキカレー飯」です。カジキはクセがなく食べやすい魚です。また、カルシウムやマグネシウムの吸収を助けるビタミンDや抗酸化作用のあるビタミンEを含み、成長期のアスリートにおすすめです。ご飯200gのミニ丼なので、必要に応じて量を調整しましょう。

<500kcal丼シリーズ>