感染症予防には、のどや鼻の粘膜を保護するビタミンA、抗酸化作用でウイルスに対抗するビタミンCビタミンE、体温を上げてくれるタンパク質を摂ることが大切です。

ビタミンAはウナギやレバーなどに多く含まれますが、そればかり食べると他の栄養素の摂り過ぎになることがあります。野菜類に含まれるβカロテンも、必要に応じて体内でビタミンAに変換されます。野菜類からも摂るようにしましょう。

ビタミンCはパプリカやブロッコリーなどの野菜、ミカンやキウイ、イチゴなどの果物、イモ類などに多く含まれています。イモ類のビタミンCはでんぷんに守られているため、加熱しても壊れにくいという特徴があります。ビタミンCは体内に貯めておけないので、毎食摂るようにします。

ビタミンEはナッツ類やウナギ、ツナ缶、カボチャ、卵などに多く含まれています。

タンパク質には体を温める作用があり、体温が上がるとウイルスへの抵抗力も高まります。肉、魚、豆腐、卵など、さまざまな種類のタンパク質を摂りましょう。

感染症予防におすすめの献立を紹介します。

<主菜>野菜たっぷりポークソテー
<副菜>小松菜のサバ缶あえ
<汁物>メカブの具だくさんみそ汁
<主食>ご飯
<果物>ミカン
<乳製品>ヨーグルト

次のページレシピの解説と栄養価はこちら