焼肉の人気部位といえば牛カルビや牛ロースが定番だが、地域や性別、年齢によって好まれる部位に違いがあることが、マイボイスコムのアンケート調査でわかった。

この調査は10代~70代の男女1万92人を対象に実施された。焼肉を食べる人は全体の8割強。自宅で食べることが多い人、外食が多い人は、いずれも4割で、若年層は“外食派”が多く、高年代層は“自宅派”が多い傾向が見られた。自宅で焼肉を食べる理由は「肉を食べたい」のほかに、「スタミナをつけたい」「家族がそろう」「家族の要望」「元気になりたい」「夏バテ予防・解消」などが上位にあがった。

マイボイスコム調べ
マイボイスコム調べ

好きな肉や部位は「牛カルビ」(73.9%)「牛ロース」(54.8%)「牛タン」(48.8%)がトップ3。以下は「鶏肉」「豚ロース」「牛ハラミ」「牛ヒレ」「豚カルビ」「牛サーロイン」「豚バラ」「豚トロ」と続いた。

「牛タン」「豚トロ」などは女性20代での比率が高く、高年代層では低い傾向が見られた。また地域ごとに見ると、北海道では「ラム肉」「豚ホルモン」、近畿・四国では「牛ロース」「牛バラ」、九州や北陸では「豚バラ」などの比率が高かった。一方、「牛ロース」は北海道や東北、北陸での比率が低くかった。

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