「野菜=サラダ」と考えている人は少なくありません。カウンセリングの時に、「野菜は食べますか?」と聞くと、「好きじゃない」「あまり食べない」と答える人が多いのですが、それはなぜか、「サラダや生野菜は食べますか?」という質問だと思ってしまうからのようです。

生野菜を食べることが大切、と思っている人が多いようですが、野菜は生よりも加熱して食べる方がオススメです。もちろん、生で食べるメリットもありますが、体を冷やす傾向にあるので、食べるなら夏。たくさんの量を摂りづらいため、加熱してかさを減らした方がいいでしょう。

緑黄色野菜に含まれるカロテノイドは脂溶性のため、加熱して油と一緒に摂取した方が、吸収率は上がります。また、水溶性ビタミンのビタミンB群やビタミンCは水に溶け出すので、汁物に加えると逃さずとることができます。冬は特に、スープなどに入れて温めてたっぷりとるのがいいでしょう。

冬は温かいスープで栄養補給「キノコと豆腐のポタージュ」

今回紹介するのは「キノコと豆腐のポタージュ」です。ポタージュスープは好きな野菜を色々と入れられるので、余った野菜や子どもがちょっと苦手な野菜も加えることができ、普段とれないような栄養素も補給できます。

今回は、野菜やキノコ類の食物繊維やビタミンだけでなく、豆腐と乳製品をプラスして、タンパク質強化&カルシウムとマグネシウムのバランスを良くしました。脂質は極力抑えてありますが、牛乳の乳脂肪が気になる方は、無調整豆乳でもOKです(豆の味が濃くなりますが)。

成長期のアスリートに飲んで欲しい一品。冷たくすれば、夏でもおいしくいただけます。ぜひお試しください。

管理栄養士・園部裕美