私たちの体は、タンパク質でできています。タンパク質=プロテイン(語源はギリシャ語で「第一の物質」)ですが、このタンパク質を確保することが食事を摂る上で最優先事項になります。年齢、性別、運動強度や運動量、生活習慣やストレスの有無、消化吸収の能力など、個人に合わせた量、形態、タイミングを考慮することが重要です。

 タンパク質は、20種類のアミノ酸からできています。そのうちの9種類(小児では10種類)のアミノ酸は、体内では合成されず、必ず日々の食べ物から補給しなければなりません。筋肉を作る時に大切なアミノ酸は、すべて必須アミノ酸です。

 必須アミノ酸をすべて含み、含有量が高い食べ物は、肉、魚、卵などの動物性のタンパク質食品です。もちろん、豆や穀物やナッツなどからも植物性のタンパク質は摂ることができますが、必須アミノ酸の種類や量が動物性に比べると、少量になってしまいます。

 この必須アミノ酸の量とバランスが、タンパク質を摂る上で非常に大切です。大豆は、肉や魚と同様、必須アミノ酸がすべて含まれている良いタンパク源ではあるのですが、消化が難しいために(穀類も同様)推奨されている量よりも少し多めのタンパク質量が必要であることを知っておきましょう。

ご飯とみそ汁、ご飯と納豆など

 植物性のタンパク質のアミノ酸の量やバランスを良くするためのポイントは、「穀類+豆類」の組み合わせにすることです。穀類に足りていないアミノ酸、豆類に足りていないアミノ酸をそれぞれが補ってくれます。

 例えば、ご飯とみそ汁、ご飯と納豆、豆ご飯など、和食は理にかなっている組み合わせなのです。

 また、大豆にはビタミンB群も含まれるため、糖質(穀類)がエネルギーに変わる働きを助けます。そのため、糖質を効率よく使い、代謝を上げることができます。

 植物性のタンパク質は、ご飯などの穀類と組み合わせて、アミノ酸バランスを整えて摂取していきましょう。

豆腐とナメコの卵とじ丼

 今日紹介するレシピは「豆腐とナメコの卵とじ丼」です。昼食、補食、夜食にもぴったりなレシピです。豆腐とご飯の組み合わせ、ぜひお試しください。