まだまだ寒さが続いていますが、風邪などひいていませんか? 乾燥もしている時期なので、朝起きて、のどがイガイガしている、急な気温の変化でお腹が張って胃腸の調子が崩れる、など不調につながりやすい時期です。

 アスリートは、トレーニングができない日が少しあるだけで、筋力面や体力面に悪影響を及ぼします。シーズン中の選手なら、1日も休みたくない時期ですね。

 では、風邪をひいたとしても、栄養摂取のため、食事をした方がいいのでしょうか?

食べ物の消化が回復を遅らせる

 体は、食べ物を消化して栄養分を吸収するのに多くのエネルギーを使います。風邪をひいたときは、その原因菌と戦うためにエネルギーを使いたいのです。ここで、消化に時間のかかる食べ物が入ってくると、体は消化のためにエネルギーを使わざるを得なくなります。

 ですから、風邪をひいて食欲がないときは、無理して食べるのはよくありません。食欲がないときは、体が「食べ物はいらない」と訴えているのです。

白湯と塩で回復を待つ

 そういった時、何をとればいいのかというと、白湯と塩(ミネラルが豊富の天然の海塩)です。

 水分の不足は脱水を招きます。体の毒素を出すためにも、熱がある時は特にこまめな水分補給は必須です。また、運動している時と一緒で、汗などで体のミネラルが失われてしまうので、塩の補給も大切です。

 白湯と塩だけを摂っていると、そのうち食欲が出てきますので、その時が「食べても良い」という体からのサインです。

梅と醤油のとろとろ大根湯

 とはいっても、何かもっと早く治す方法を! という声にお応えして、今回は、風邪やのどの症状、胃腸が不調に効果のある食養法「梅と醤油のとろとろ大根湯」のレシピを紹介します。とっても簡単なので、風邪気味だな、疲れているなという方は、すぐに試してみてください。

 下記のような症状のある時にぜひ試してみてください。

風邪の時の発熱
せき
のどの炎症、イガイガ
胃痛、胃もたれ、胸焼け
消化不良による胃腸の症状(便秘や下痢など)
頭痛
二日酔い
疲労

お湯を注ぐ前の梅と醤油のとろとろ大根湯

 発熱時には全量を飲み干し、その他の軽めの症状の時は半量で。飲み過ぎは胸焼けにもつながるので、適量が良いでしょう。

 味付けに関しては、「おいしい」と感じる量がちょうど良く、体の栄養になるので、“体の声”を聞いて調整してください。また、朝食時にこれを飲むと、おなかが温まるので1日のスタートにも最適です。

※くず粉はなければ使わなくても良いです。効果が異なりますので、片栗粉は代用にはなりませんのでご注意ください。生姜はチューブ生姜ではなく、生の生姜を使ってください。