競泳競技において、東京都では8月22日(土)23日(日)の小学生の部を皮切りに、各カテゴリーの特別水泳大会が9月末まで行われることになりました。他の地域でも今週末から大会があるようですね。

練習再開後、疲労回復を意識してきたか

ここで確認したいことがあります。この数週間、「練習と疲労」について、選手もご家族も意識していたでしょうか? 実は、練習が元に戻ってからある程度の期間が経たないと、疲労はスピーディーにとれません。「練習と疲労」に集中して数週間を過ごしていれば、久々の試合でも焦る必要はありません。

練習が再開し、早い人では2週間、だいたい1カ月くらいで休み中に増えた体重は元に戻ったと思います。ところで、今の体重はベスト体重に戻っていますか? ベスト体重とはどういうものか、ここで確認しておきましょう。

タイムが出る体重がベスト体重

「ベスト体重とは、しっかり泳げて、タイムが出る体重のこと」です。「体重が軽くなればタイムが出る」のではなく、「タイムが出る体重がベスト体重」です。

これを間違えてとらえている選手とご家族はいませんか? 子どもは成長に伴い、体重が増加します。それなのに、体重が減って調子が出ないときは、疲労が蓄積しているときです。

また、筋肉量が減り始めているシグナルでもあります。練習量に見合った食事量がとれているか、注意しましょう。

エネルギーを作り出すおかず

今回紹介するのは「食欲アップ春雨タラコ炒め」です。このレシピは糖質とビタミンB群を含んでおり、エネルギーを作り出すおかずです。

今の時期の疲労は、エネルギー摂取不足によるものが多いので、様々な形で糖質をとることが回復のための第一条件。このレシピは、それを意識したものです。

また、不足すると貧血や疲労につながるビタミンB12を豊富に含むタラコを使っています。ビタミンB12は練習でたくさん働いた赤血球と入れ替わる、正常な赤血球を作る栄養素です。   

いよいよ2020年度初試合。選手が気持ちよく泳げるようにお祈りしています。

管理栄養士・松田幸子