スポーツ選手の貧血は、年代に限らず世界的に問題になっています。

・思い通りに泳げない
・いつもより疲れる/息があがりやすい
・いくら頑張っても練習タイムが遅い

このような症状があるのに原因が不明の場合は、貧血の可能性があります。競泳選手は練習時間が長く、酸素を使うため、貧血になれば必ず、練習が思うようにできなくなります。

体重を気にしたある女子選手の例

ある女子選手の話です。小学生では全国大会で決勝に残る選手でしたが、高校生になってからベストタイムが1度も出ていないということで、相談がありました。

家族に許可を取り、2人でその年代の子どもがよく行くファミリーレストランで食事をすることになりました。彼女が頼んだものは、小さなドリアを1つ。なぜそれを選んだのか聞くと、「体重が増えているから、やせないといけない」とのことでした。

高校入学時から体重コントロールをしてきたが、落ちない、そして貧血になり、鉄剤を医師から処方されていることも分かりました。小学生の時と違う今にもがいており、自分なりに頑張っていたことも教えてくれました。

私は、彼女の頑張りをほめましたが、その方向性がずれていたため、「スポーツ選手である前に体を維持するためのエネルギー不足」を作り、「貧血」を招いたことを説明しました。

その上で、練習ができるような体を作ることを最初の目標にしてサポートを開始しました。その結果、彼女は大学でも競泳を続けることができています。

必要な栄養素の含有量が高い食材を組み合わせたワンプレートメニュー「缶詰使ってシーフードドライカレー」

今日は「缶詰使ってシーフードドライカレー」を紹介します。卵黄、ツナ缶、アサリの水煮缶は、鉄を含む食材として使いやすいものです。

ワンプレートで必要な栄養素

この女子選手がファミリーレストランでドリアを選んだように、体重を気にしている女子選手はワンプレートのメニューを選ぶ傾向があります。それを利用して、必要な栄養素の含有量が高い食材を組み合わせたワンプレートメニューを作ってみてはいかがでしょうか?

管理栄養士・松田幸子