私が運営するTWCでは、ジュニアアスリートサポートのセッションが多くなる時期があります。体作りの時期はもちろんですが、試合前にも要望が多くなります。

 セッションを続けていくと、一般的に言われている試合の食べ方に加え、選手の体調、スケジュールを考えた「オンリーワン」の食事戦略が出来上がります。さらに、それを実践していくと、保護者の方から「これはこのくらいでよいですか?」と具体的で簡潔な質問が出てくるようになります。お子さんを軸に、ご家族や私たち関わる人たちによる「サポートチーム」の完成です。

 例えば、一般的に試合前日には、あまり脂っこいものを食べないようにと言われています。しかし、試合スケジュールをチェックして、当日の食事時間が摂りづらいジュニア選手の場合、前日早い時間の食事で適度な脂質を摂り、エネルギー補給することがあります。主食はもちろん、副菜からも補給できるようにすると効果的です。

副菜としてエネルギー補給できる「カボチャのクリーミーグラタン」

 今回紹介する「カボチャのクリーミーグラタン」も、副菜としてエネルギー補給できるレシピです。グラタンと聞くと脂質が多いのでは? と考えがちですが、量を調節し、豆乳を使うことで脂質を必要以上に摂らないようにしています。試合前日の早い時間に摂れば、夜間の胃もたれや翌日の食事の影響も少なく、上手にエネルギー補給することができます。

豆乳を使い脂質を必要以上に摂らないように調整

 今回は実際の食事サポートの一例をお話しましたが、皆さんが取り入れるときは次のことを忘れずに! 試合前後の食事は、ご家族が「サポートチームの一員」として取り組んでください。お子さんの普段の食事と試合時の身体状況、成長などさまざまなことを考え、普段の生活で試してみて「オンリーワンサポート」をしてください。

管理栄養士・松田幸子