1月中旬は全国各地とも寒波に見舞われました。ちょうどその頃、2018年1回目の試合に出場していた選手も多いと思います。

 思い出してください。早朝起きて身体が温まらず、動きが悪い状態で思うようなレースにならなかった、という人はいませんか? 

 冬の時期は体が冷えると感じる方が多いと思います。「寒い」と自覚する「冷え性」は皮膚温が低いものですが、「低体温」は深部体温が下がり、理由が分からない体調不良を起こします。自覚のあるなしは関係ありません。最近は、深部体温が低い子どもが増えていると言われています。

深部体温は食事でコントロール

 試合時に体が冷えると感じる場合は、普段から皮膚温や深部体温が低い可能性があります。皮膚温は衣類でコントロールできますが、深部体温は食事でコントロールができます。まずは、ビタミン豊富な野菜類を用いたおかずを食卓に出すことから始めると良いですね。

カボチャの野菜あんかけ

 今回紹介するのは「カボチャの野菜あんかけ」です。メインのカボチャに含まれるビタミンE(α-トコフェロール)が血管の流れをスムーズにするので、体温上昇につながります。

 今回の使用量を日本カボチャで作ると、一般の高校女子が1日に摂りたいビタミンE量(目安量)の40%程度、西洋カボチャで作ると100%摂取できます。選手は、一般の同年代よりビタミン類を多く摂取したいので、1品でこれだけ摂れるのは理想的です。

カボチャに含まれるビタミンEが血管の流れをスムーズにし、体温上昇に

 また、ビタミンEと同じく抗酸化ビタミンのビタミンA、ビタミンCが豊富な白菜、ニンジン、タマネギを使用します。野菜を細かくしてひき肉と合わせることで、「量が多いと食べづらい」「野菜が苦手」という子どもでも食べやすくなります。

 できることを当たり前のようにやった人がチャンスをつかみます。ぜひ取り入れてみて下さい。

【管理栄養士・松田幸子】