気が付けば、カレンダーは12月。年末年始は競泳のジュニア選手にとって体作りを本格的に行いたい時期なので、厳しい練習をしている選手が多いと思います。

 一方で、練習の行き返りに目に入る街のデコレーションはクリスマス一色です。「ちょっとくらい甘いものを食べてもいいかな?」。そんな誘惑もたくさんあります。

 練習帰りにチームメイトとお菓子を買って食べたり、季節限定の甘いドリンクを買って飲んだりすることが続くと、年明けに待っているのは「パフォーマンス低下と減量」です。

 しかし、「食べたい欲求」を我慢しすぎると「ドカ食い」になりかねません。そのマイナスのスパイラルにはまらないように、「体作りにフォーカス」したデザートを自宅で用意するのはいかがでしょうか?

プレーンヨーグルトをメインに使った体と心においしいグラスデザート

 今回紹介するのは「体と心においしいグラスデザート」です。メイン材料としてプレーンヨーグルトを使います。

 水切りしたヨーグルトはムースに、液体(ホエー)はゼリーに使い、ヨーグルト1つで2つの食感を楽しめます(ホエーはデザートだけでなく、カレーやシチューなどに使うのも良いですね)。また、オレンジやブルーベリー、ミントの葉で視覚や嗅覚といった五感を刺激します。

小さなお子さんとも一緒に作れます

 デザートではありますが、タンパク質は1人分で14グラムも摂れ、鶏ささみを1本(約50グラム)食べるよりも多く摂取できます。ブルーベリーのアントシアニンはポリフェノールの一種で抗酸化作用が強く、練習強度が高くなっているときの疲労軽減に役立ちます。オレンジに含まれるクエン酸は糖質の吸収を上げ、素早くリカバリーします。

 火を使わないので小さなお子さんとも一緒に作れます。飾りつけを楽しみながら、体と心においしい時間を親子で作ってください。

【管理栄養士・松田幸子】