数年前のある日、小学校高学年選手の保護者から「足の骨折をしてしまいました」と連絡がきました。どんなことでケガをしたのか尋ねると「体育の授業」とのこと。実は「体育の授業」以外にも「休憩時間」「課外活動」が学校内の活動でケガをしやすいといわれています。

学校の体育の授業で多数

 日本スポーツ振興センターのまとめでは、年齢、性別を問わず、ケガの種類としては挫傷打撲、骨折、ねんざが多く、小学校高学年男子では骨折が1番多くなります。

 幼児や低学年は、身体に対して脳重量(5才で成人の90%重量)の比率が高いため、頭から転んでしまいがちですが、小学校高学年男子以降は身体の発達に伴い、重心が下になってきます。動きも活発になりますが、骨や筋肉が著しく成長しても安定しているわけではないので、発達した体重がケガの部位にかかってしまい、骨折などの大きなケガにつながりやすいのです。

 骨折した場合は、骨を早く治すこと、関節を動かしやすくすることはもちろん、体重コントロールとケガをしていない部分の筋量低下を防ぐことが大切です。

たっぷり魚介とまるごとトマトのスープ

 今日は「たっぷり魚介とまるごとトマトのスープ」を紹介します。

 ケガをしても内臓が元気なら、運動量以上に食事量が増えやすく、体重コントロールが難しくなります。このスープは食べごたえがあり、筋肉を維持するタンパク質と鉄を豊富に含んだ「おかずになるスープ」です。またスルメイカやエビに含まれるアミノ酸の一種のベタインは胃の酸度を整え、カルシウム吸収を促進するといわれています。

 ケガをした時はどうしても落ち込んでしまい、食事が摂れなくなります。しかし、早期復帰を見据え、自分の身体と向き合うきっかけとして考え、復帰後の自分をイメージして身体づくりにのぞみましょう。