入学、進級したジュニア選手の皆さん、おめでとうございます。4月は基本を再確認するには絶好のチャンスです。今日は競泳選手の基本の食事を見直してみましょう。

①主食:ごはん、パン、麺
②主菜:肉・魚・卵・大豆製品
③副菜:野菜・キノコ・海藻
④汁物:味噌汁、スープなど
⑤果物
⑥乳製品:牛乳・ヨーグルト・チーズ

 これが競泳選手にとっての基本の食事です。しかし、すべての食事で食卓に6皿を並べるのは、毎日食事を作るご家族にとっては大変なことですね。そのような時は「6皿の食材を組み合わせ、特に旬の食材を使って調理する」と、身体が欲しがる栄養素を摂り入れることができます。

菜の花とシラスの油揚げピザ

 今日は、旬の食材の組み合わせでスピード、瞬発力アップを狙った「菜の花とシラスの油揚げピザ」を紹介します。

 旬とは、食材が一番良い自然環境の中で育つ季節のことです。旬の食材は味も良く、栄養価が最も高くなるため、効率的に栄養素を摂取できます。

 4月の旬の食材として、今回は菜の花とシラスを使いました。菜の花はエネルギーを作る補助をするビタミンB1・B2、抗酸化ビタミンのβカロテンやビタミンC、練習がしっかりできる鉄、スピードを伝える神経に関係するカルシウムを豊富に含む緑黄色野菜です。

 シラスにはカルシウムはもちろん、その吸収をよくするビタミンDが含まれます。また油揚げやチーズもカルシウムを多く含みます。

 平成27年度国民健康栄養調査の報告によると、カルシウムの1日平均摂取量は7歳~14歳=657mg、15歳~19歳=505mgでした。選手の望ましいカルシウム摂取量はその1.5倍~1.8倍といわれています。摂りづらいカルシウムも、旬の食材を組み合わせることで効率よく摂取できます。旬をアレンジし、日々の調理を楽しくしましょう。