新学期がスタートし、お弁当作りが始まった家庭も多いと思います。お弁当も「食事の基本の形」を意識して欲しいところです。

お弁当の悩みとして、「見た目が茶色ばかりになってしまう」「野菜のおかず作りは面倒」などという声を耳にします。主食と主菜ばかりになって副菜を入れるのが難しいようですね。食事は目でも楽しむもの。彩り豊かな野菜を入れることで、食欲も沸き、野菜摂取につながります。

詰める順番と入れるポイント

お弁当を詰める順番は、①ご飯を詰め、②冷めてから主菜を入れ、③最後に副菜を配置していくと良いでしょう。サッとゆでたブロッコリーと、ミニトマトをプラスするだけでも彩りが良くなります。

ブロッコリーは固めにゆでる、ゆですぎないことがポイント。塩ゆですれば、そのままでも食べられます。冷めてから詰めましょう。マヨネーズなどの調味料を使用する場合、小分け用のおかずカップに調味料を先に入れ、その後に野菜を入れると、ふたに調味料が付くこともなく、見た目もきれいです。

ミニトマトはヘタの部分に雑菌が付着しているので、洗ってヘタを取り、水分を拭き取ってからお弁当に詰めましょう。いずれも余分な水分を残さないことが衛生管理につながります。

次のページ彩りよくするもう1つのポイントは…