新学期が始まり、親元から離れて生活を始めた人、新しく部活動を始める人、給食が終わりお弁当作りがスタートする保護者の方など、選手や選手をサポートする保護者の方にとって、希望と不安が入り混じる時期なのかもしれません。

 そのような中でも、選手のカラダは生きるため、成長するために細胞が生まれ変わっています。アスリートにとって、慣れない環境の中でも食事を整えていくことは、カラダ作りやパフォーマンス向上のために欠かせません。

 食事は、家での食事、寮での食事、外食、中食、お弁当、補食などさまざまなシーンがあると思いますが、大切なのはバランスの良い食事の基本の形(主食+主菜+副菜+乳製品+果物)を整えていくことです。

 知っているという方も、以下のコラムで今一度確認してみてください。

 そして何よりも毎日継続してください。完璧にできない時があっても、食事の基本の形を毎日整えていけば、おおむね栄養バランスを整えることができるようになります。足りないものがあったとしても、常にこの「基本の形」を意識していれば、補うことができるのです。

簡単にできて栄養価も高い「豚肉と野菜たっぷり!!おかずの豚汁」

 写真は、料理が得意な方も苦手な方も、簡単にできる「豚肉と野菜たっぷり!!おかずの豚汁」です。

 豚もも肉は高タンパク質低脂質で、炭水化物をエネルギーに換える働きを持つビタミンB1も多く含んでいます。大豆加工品の豆腐や油揚げは、植物性タンパク質でビタミンB1、鉄などを含みます。体内での利用効率を考慮し、このように2種類以上のタンパク質を含む食品を組み合わせると良いでしょう。

 また、このレシピでは野菜もたっぷり摂れます。季節の野菜を数種類使用することで、たくさんの種類のビタミン、ミネラル摂取につながります。一品で主菜・副菜の役割を果たすので、あとはご飯、乳製品、果物を合わせて献立とし、試合前の食事としてもぜひ、お試しください。

管理栄養士・石村智子