アスリートにとって、うどんとそばのどっちが良いの? と聞かれることがあります。答えはどちらも良くて、特徴を知って使い分けるということでしょうか。

 1人前の生そば、干しそば、生うどん、干しうどんを比較してみると、うどんよりそばの方がタンパク質、脂質、食物繊維、各種ビタミン・ミルラル類が多く含まれているといえます。しかし、うどんはそばより消化が良いという特徴があります。運動する前や胃腸の調子が悪い時は、うどんを選ぶという考え方はありますが、他はどっちでなければならないということはなく、食事全体の栄養バランスが整うようにすれば、どちらを選んでも良いでしょう。

そば湯も飲んでビタミンB群摂取

 そばは、前述のように栄養価が高い主食といえます。エネルギー源としての炭水化物のほか、タンパク質も多く含まれており、米や小麦に不足している必須アミノ酸のリシンも含まれています。

 カルシウム、鉄、亜鉛などのミネラル類、ビタミンB1、B2、B6、葉酸なども、他の主食と比較すると多く含まれています。また、ルチンというポリフェノールも含まれていると言われています。

 ただし、茹でると水溶性のビタミンB群は茹で汁に流出してしまいますが、そば湯をいただくことで、流出したビタミンB群も摂ることができます。十割または二八と呼ばれるそば粉の使用割合の多い打ち立てのそばの茹で汁(そば湯)は、風味が良いものです。そば湯としてだけではなく、アレンジして使ってみましょう。

そば湯豆腐

 写真は、そば湯のアレンジレシピ「そば湯豆腐」と「そば湯豚汁」です。そば湯豆腐は牛乳をプラスして、栄養価と見た目を高めます。そば湯豚汁は豚肉のタンパク質とビタミンB1、そして野菜もたっぷり摂れ、とろみがあるので温まる一品です。

そば湯豚汁

 使用するそば湯は、そば粉の使用割合の多い生そばのものをオススメします。もうすぐ年越し、そばを召し上がる方も多いと思います。そば湯のアレンジをお試しください。